写楽湯遊

キャンピングカーで名所旧跡を訪ね、温泉に浸り、たまに山歩き、写真撮影、釣りなどを楽しんでいる夫婦です。

四国八十八か所巡り・厳しい走路の痕跡

2019年04月30日 | 車旅紀行
春の車旅、四国八十八か所巡りを53番札所で急遽切り上げる事になった旨は以前ご報告しましたが、その道路事情の厳しさを物語る痕跡が車には生々しく残っていました。
札所への最後のアプローチ道路で、曲がりくねった急な上り坂の続く所が何ヶ所も有った。
53番札所までで厳しかったのは27番札所・神峯寺(こうのみねじ)、35番札所・清瀧寺(きよたきじ)である。
特に35番札所が一番の難所だった。
短い間隔のつづら折りの急な上り坂で、狭くすれ違いが出来る所がほとんどない。
対向車が来なかったのが救いであった。
今までも狭い林道を沢山走ってきたが、ここが一番走りたくない道路だった。
また、狭いだけでなく周りから木々の枝が覆い被さってくる道は随所にあった。
その痕跡がこれである。
地デジアンテナに引っ掛かり折れて絡みついた小枝。
これを除くため屋根に上ると、ベンチレーターのカバーには無数のひっかき傷の跡が付いていた。
未だ詳しくは調べていないが屋根にも擦り傷が付いていると思われる。


車高が3m余りと高いため、小枝を打ち払いながらの走行はよくある事だが今回は特に多かった。
来春予定している残り35ヶ所の札所巡りでも難所が有るそうだ。
心配ではあるが結願成就したいと思っている。
車の設備で小さなトラブルは2~3件有ったが大きなトラブルも無く、天候にも恵まれた春の車旅だった。




2019春の車旅・29日目(無事帰宅)

2019年04月27日 | 車旅紀行
P泊した那須の「道の駅・友愛の森」の朝、昨夜までの雨が止んで今日は良い天気になった。
駐車場にまばらだった車も、目が覚めると8割程は埋まっていた。
直売所の開店が迫って来た9時前には行列が出来、車もほぼ満杯状態になった。


開店と同時に客が流れ込み、店内は混雑。
家内も何点か買い込んだ。


ここの道の駅での欠点は地デジテレビの電波状態が良くない事だ。
駐車する位置によって映ったり映らなかったりする。
備え付けているアンテナではブロックノイズが多くて映りが悪かった。
そのような中で活躍したのが手作りの双ループアンテナだった。


アンテナの方向と高さを調整してより強い電波を捉える。
このアンテナのおかげで地デジを見る事が出来た。

その後R4を走り続け、午後3時過ぎに我が家に到着。
29日間の走行距離は4400km、無事故が何よりのお土産だった。
四国八十八か所巡り、残りは来春再挑戦し結願成就したい。
春の車旅はひとまずこれで終了とする。









2019春の車旅・28日目(宮城から福島・栃木へ)

2019年04月26日 | 車旅紀行
P泊した宮城県の「あ・ら・伊達な道の駅」は夜半からの雨が降り続き、気温は6℃と寒い朝だった。
朝食後どのコースで走り、何処の温泉に入り、何処でP泊するか家内と協議。
その結果、一般道のR4沿いの道の駅を梯子しながら南下し、P泊地に近い温泉に入る事にした。
夕方、温泉博士で福島県の泉崎カントリーヴィレッジに入った。
ここの源泉は42℃強と熱くないのに加温・加水しないかけ流しの温泉で私好みの温湯だった。
低めの露天風呂は半身浴だと一日中入っていても、湯あたりしないだろう。
内湯は40℃でゆっくり入れば十分温まる温度になっている。


次に近くを通った時には立ち寄りたい温泉だった。
温泉にゆっくり入ってから40km程先の「道の駅・友愛の森」を目指した。
ここの道の駅は何時も混んでいるのだが、今日は空いていた。


今夜はゆっくり休み、明日の混雑が始まる前に帰宅。


2019春の車旅・27日目(栗駒高原・・・)

2019年04月25日 | 車旅紀行
葬儀も滞りなく終わり昨日の午後、家内の実家を離れた。
その後気仙沼で家内の高校時代の友人達と久しぶりに再会、近況報告。
今回の車旅は四国・九州方面へ60日程度の予定で出発したが予定が変わったので、この後は東北でのんびり過ごすことにした。
取り敢えず小岩井農場に行くことにした。
雪渓が残る岩手山と緑の牧場に咲く一本桜の配置が絵になる。
その写真を撮りたくなった。
次の行き先が決まり、昨夜は出来たばかりの「道の駅・むろね」でP泊

朝起きると昨夜からの雨が止まない。
明日も雨の予報。
その後は10連休に突入。
連休中の退避場所が思いつかない!?
急遽予定を変え、一旦帰宅することにした。
山間部の道路を選んで温泉に入りながら自宅に向かう事にした。
R342で須川温泉を目指した。
道中満開の桜を見つけ、車を止めてカメラに収めた。


降っていた雨も止み一部だが青空も顔を出した。


更に登っていくと道路脇には雪渓が残り、木々もようやく芽吹き始めていた。


須川温泉まで15kmの所にある駐車場でトイレ休憩。


いざ出発しようとその先を良く見るとゲートが閉鎖され通行禁止になっていた。


管理者に聞くと明日の昼から開通するとの事。
事前に確認してから来ればよかったのに、なんとドジな事をした!!
ここで明日迄待つほどの熱意は無い。
少し引き返した所の真湯温泉に入ってから、今夜のねぐらに向かう事にした。

ねぐらに向かう途中、こごみを見つけゲットした。
今年初めて自分で採った山菜である。
回り道したが、今日のミスはこれで帳消しにした。


予定など有って無きがごとしの車旅!!
いい加減な車旅!!
この後、寄り道しながら帰るか、一直線で帰るかは天気次第、気分次第!!
明日は何処を走るかは起きてから考える!!


2019春の車旅・24日・25日目(急遽岩手へ)

2019年04月24日 | 車旅紀行
自宅に立ち寄り葬儀に必要な身支度を済ませて、22日の夕方出発し東北道で岩手に向かった。
途中の安積(あさか)PAでP泊
23日の早朝、PAに設置されているコインシャワーで体を目覚めさせから出発。


途中のSAで朝食を摂り、ひたすら東北道を走る。
一関で一般道に降り、R343で陸前高田をめざした。
目に飛び込んでくる満開の桜、心が癒される。
家内がコンパクトカメラで車窓からパチリ


こちらの田舎では先に火葬を行ってから、告別式が行われる。
火葬が始まる前に着けば、一目顔を見てから見送る事が出来るが、過ぎれば顔を見る事が出来ない。
カーナビの到着予定時刻を確かめると、午前10時の火葬前到着はぎりぎりだった。

市内に入り葬儀場に向かっていると、義弟からお坊さんのお経と参列者の焼香も間もなく終わるが・・・と電話連絡を貰った。
あと5分ほどで到着すると伝えると、その間待っていてくれた。
到着し覗き窓を開けて頂き、家内は顔を見て涙を流しながら姉とお別れする事が出来た。
義弟からの電話連絡が無かったら、数分の違いで顔を見ることなくお別れするところだった。
義弟の配慮に感謝!!
火葬が終わり、告別式、初七日の法要も終わりお墓に納骨をして葬儀のすべてが終わった。
久し振りに再会した家内の兄弟達と精進落としで会食

その後、高台に再建した新しい実家に行き、家を見せて貰いその周辺を散策した。
高台からの眺め


一本松とその先に新しく建設された堤防。
昔の高田松原の面影は一切ないが、長い年月を掛けて復旧する計画だと言う。


町並みらしきものは見えない。


この様に建設重機が色々なところで稼働している。


基本的な公共施設は完成してきているが、復旧のイメージとは程遠いと感じた。
2日で1500kmの走行、疲れは感じない。
日頃の運動での「貯筋」が効いている様だ!!





.風景写真

四季の風景写真