今年一番よく売れた本は、
「女性の品格」というニュースを見て、
「あ、やっぱり!」と思った。
もちろん、私も持っていて、
いつもバッグに入れ、
病院での待合室や、
新幹線の移動中に読んでいる。
人間として大切なこと、
それを、
思い出させてくれるので、
何度も繰り返して読む。
昨年、「国家の品格」が注目されたが、
それに対して、
著者の坂東眞理子さんは、
人間個人としての品格に触れている。
本のタイトルは「女性の品格」だが、
結果として、
品格ある一人一人があってこそ、
品格ある家庭、品格ある企業、品格ある社会が成り立つと、
本中に書いてある。
「人間個人としての品格とは何でしょうか。
正義感、責任感、倫理観、勇気、誠実、友情、
そして忍耐力、持続力、節制心があり、
判断力、決断力に富み、
優しく思いやりがあるなどという美徳は、
品格ある人間であるための重要な要素です。」
《「女性の品格」『はじめに』より 》
今の世の中で最も問われていること。
「品格」
それを個人個人が忘れてはならない。
★2007年 ベストセラー発表★
(株式会社トーハン調べ)