3月なので、そろそろ春のロングアタックに備えなければならない。
が、時間制限がある。
で、近場の要素たっぷりのぐるっと企画を考える。
定天Ⅲ峰からヒクタ峰回りができないかな…。
でも、結果は定天Ⅲ峰のみ。
大きくなるはず。
駐車スペースを探して止めると、ヒクタねらいの団体さんが来た。
ルート図にある通り、Ⅲ峰からの派生尾根に取り付く。
歩きやすい広い尾根。
ところどころ深ラッセルだったが、尾根上のせいと樹林のせいでとても歩きやすかった。
平らな地帯。
ポコはパスしようとするが両側が急傾斜なので、ちとやっかい。
830mくらいからは、ヒダヒダと固雪うっすら新雪で、これまた歩きづらい。
ピーク手前のポコの東側の崖マーク。
雪が安定していれば、崖マークの上の方をトラバース気味に行けそうだが、1人でおっかないので尾根をたどる。
ポコは小さな岩頭上でどこからも行きにくく、結局崖斜面上部に回り込んでトラバースが怖くて行き詰まり、シートラ20mほどでポコに上がる。
2回ほど、ヒクタが見えたが全般に視界が悪い。ヒクタへの派生尾根は東側に雪庇が出ているので相当視界が悪くない限り分かりやすい。
広いピーク。
天気がよいととても気持ちがよい場所だろう。
天気がよくなる感じがしないので無理せず下山。
地図の林道に乗れると楽かと思い、平地帯の真ん中のポコ手前で尾根に入る。
地図で見るより出だしが細い感じ。
期待していなかったが、ここは最高パウダー。藪はあるが快適に滑る。
下の方に行くと道が顕著。
完全に埋まった沢に出て、上流すぐの二股を確認し、道っぽい感じを下山。
すぐにヒクタチームのふみ跡が現れ、楽に戻れた。
あまり考えずに選んだルートだったが、正解。
下ったルートから登ると、ずっと膝上ラッセルだっただろう。
滑った尾根をラッセルするのは、急で深いのでくじけたことと思う。
登りの稜線も時々歩きにくいところはあったが全般に快適。
眺めながら歩きたいものだ。
今シーズンはあまり天気に恵まれない…。
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