「脱水機」のえいきょうで、しばらく目がまわっていましたが、
おにいちゃんのかいほうのおかげで、
やっとこさ正気をとりもどしたクリンです。
今日は、れんきゅう中に、チットとおにいちゃんが何をしていたか、
ふたりがいない間に、そうさくです。
ふたりとも、はたらきに行っていてほとんどお家にいなかった、
それはどうやらしんじつのようですが、
正直もののおにいちゃんにくらべ、
チットの目がおよいでいるのが気になり、そうさくに及んだしだいです。
そして、
てんらん会のチラシを見つけました。
なんだか、はなはだメンヨウな絵がかいてあります。
おしごとからかえってきたチットをきつ問したところ、
「こどもの日に、友達と江戸東京博物館に行った」と
はくじょうしました。
http://500rakan.exhn.jp/top.html
カノウカズノブのゴヒャクラカン(かんじ:狩野一信の五百羅漢)の絵を、
いっきょ公かいする、というシュシの、てんらん会で、
信心深いチットは、「クリンに悪いな」と思いながら、
つい行ってしまったのだと、申しひらきをしていました。
ラカンとは、「かんみりょう」のことかとおもいましたがそうではなく、
おしゃかさまの弟子の名前だそうです。
しかし、ならなぜ、先月は、神さまをしょうかいしたシラスマサコ(かんじ:白洲正子)のてんらん会にも行ったのか、
するどくついきゅうしてみました。
チットはぐうのねも出ず。
すかさずクリンは、
「明日はお外につれて行ってくれるように」
と、申しわたしました。
とりひき成立です。