クリンの広場

たまっこくりんのおもいのたけ

原田康子「挽歌」~釧路が舞台の小説

2013-08-13 | 本と雑誌

<A・ヘミングウェイ著 「日はまた昇る」>

Img_1823 (明日もあつい、ってことだな・・)

ぶんごう(文豪)の 予告どおり、

今日も

あつく なりました

Img_1787 こんな日は、部屋の中で 涼しい小説でも読むのが一番。」

そう言って、

家のチットが 

チョイスしたのは、

くしろ(釧路)市の作家、

はらだやすこ(かんじ:原田康子)の『挽歌』

 

Img_1726_2 昭和30年代のベストセラーですが、

先日、くしろ市の作家が

「直木賞」をとった・流れで、

今、ふたたび

思い出されている 作品です。

(2013年直木賞、桜木紫乃「ホテルローヤル」→)

Img_1782 原田さんの本のお話は、

「体が弱いけど、奔放に生きてる若い娘が、

 かげのある妻子持ちの男に恋をして

 男の妻の秘密をかぎだすが、

 それが悲劇を招く。」

というものですが、

人物の 心のひだとともに えがかれた

「釧路の街や、湿原」の

キレイで、

さびしくて、

うすらさむい・ふうけい(風景)が

よむ人を 

ショート・トリップ させてくれる。

Img_1826_2 <釧路の画家・佐々木栄松 画、「釧路川と幣舞橋>

「このさい、

 三浦綾子と、渡辺淳一も読んで、もっと涼しくなろう

 北海道の空気感はいいね。

 食べ物の描写も楽しいし

と言って チットは、

ホタテを買ってきました

Img_1832_2 夕はん(飯)は、バターやき(焼き)だね

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする