さて、めぐろがじょえん(目黒雅叙園)に やってきました。
※日本初の、総合結婚式場。今はホテル&結婚式場です🔔
内装も外観も、ごうかけんらん( 豪華絢爛)
トイレも、王朝絵巻風です
(トイレが必見ですすごい贅沢空間でして
・・でかい広い漆塗り橋があって池もある・・ホテル宿泊の外国人が驚きのあまり中で動画を撮ってましたね・・📲)
雅叙園の歴史について、くわしくまとめた本(経済ジャーナリスト町田徹さんのノンフィクション)
に よりますと・・
ここは江戸時代、大名屋敷だったけど、
明治維新後は、政府高官や財界人・ジャーナリストと
転々と地権者を変え、
昭和初期に、実業家の細川力蔵の手に 落ちました
細川力蔵はここに、目黒雅叙園をオープン🔔
昭和14年、わずか1日の間に116組の挙式・披露宴を記録するほど
華やかに成功しますが
その後、戦時統制の下、かたむきます
(そりゃそうですよね 昭和初期といえば、恐慌につぐ恐慌
しかも、昭和14年っていえば、日中戦争が始まっています)
雅叙園は、昭和19年に閉鎖し、空襲で焼けて、
戦後は、米軍専用ホテルに鞍替え。
その後は、なんだかんだで復活して、バブルの末期に大幅リニューアル
賃貸オフィスビル「アルコタワー」を 建設したそうです。
しかし・・ バブルがはじけて赤字を作ってしまい
このころ、日本企業の経営権を次々取得していたアメリカのハゲタカファンドに会社を乗っ取られる
と
ハゲタカファンドはその後、リーマンショックでガタッと来て業績不振に陥り
雅叙園の土地取得にも失敗して 尻つぼまりに終わったみたいですが、
ここの所有権は やはり雅叙園には戻らず・・
色々 わけわかんないことになってしまった雅叙園アルコタワーアネックスには、
今、Amazon ジャパンのオフィスが入ってて、それだけでも何かを かんじてしまいます
アメリカのハゲタカファンドは、
この地で強引に再開発を進めるにあたり・・
雅叙園入り口にあった八百屋お七の井戸を取り壊すなどし
江戸時代から花を手向けてきた地元の人たちを ひどく落胆させたそうです🌼
しかもハゲタカファンドにうっかり・融資してしまった日本の銀行の思惑もからみ・・
目黒雅叙園創業家 一家は、トタンの苦しみを 味わったらしい
(以上、本の内容でした。松本清張もびっくりなドロドロだな)
今見ても、そんなことは分からない。
ただ華やかで
ゆうび(優美)な空間です
でも、知ってしまったからには、(雅叙園を応援しなければ)
と 思う、クリンでした🐻。
(何かお土産買って行こ~🐻
ってことで、次は、百段階段の見学にまいります)
ぜひとも、埼玉にもいらして、どこかたまにある名所を巡り、語ってほしいなって思いました。
大昔、半世紀ほど前の落ち着いた雅叙園に行ってます。今は亡き友と・・・
ぜんぜん違うって感じです。
豪華絢爛の部分は残ってますけど・・・
ああいう場所で生き残るには変わって行かねばいけないのでしょうけれど費用が桁が違いますものね。
百段階段も楽しみにしてます。
チットさんは、あの軽いコート? 黒のほう?(*^^*)
とても分かり易く歴史を拝読出来ました。本当に人に歴史あり、建物にも沢山の歴史ありですね。外国の観光客がトイレで写真撮影すると聞いていましたが、撮りたくなるのも分かります。今度、子供の所に行く時は行ってみたいです。楽しい記事を有り難うございました! なおとも
ほんと、トイレとお庭が素敵ですねー
(もちろん、もっと素敵なところがたくさんありますが)
所有者の経緯は全然存じませんでしたー
(; ・`д・´)
この本読んでみたいです
百段階段のわきのミュージアムショップ、ちょっと他にない感じのセンスの品が売られてますよね? お求めになったのはあそこでかな? なんて続きを楽しみにしてます😊
さて、あまりに解説にワクワクしたので、「行人坂の魔物」買いました。単行本は古本しか見当たらず、Amazonで買いました。良かったですか??
今年は花のお江戸に行きたいなぁ、で、つい検索してしまいます。
べらぼう、クリンさんも気に入ってて嬉しいです。
私も面白いです。
横浜流星くんの重三郎、江戸っ子らしい真っ直ぐの突っ走りに高感度↗︎です。