With A Little Luck!

趣味と生活と衝動買い日記です!(笑)。

たまご屋の女

2006年02月08日 | 日常
先日の、ある問屋さんでの出来事。
綺麗な女子社員が多いことで有名なここの問屋さん。
制服がピンク色なので、待ち合いブースに座って、通り過ぎる女子社員を見ていると、何だかソワソワした気持ちになってくる(アホ)。

すると、ふいに「なあ~んだ、ナカムラ君じゃ~ん。」と妙に馴れ馴れしい女性の声が!。
視線を向けると、実に5~6年ぶりくらいに顔を合わせる、ある食品メーカーの女性営業マンMだった!

彼女とは5.6年前、自分が新規開拓したお得意先で一緒になり、2.3年一緒の得意先で仕事をした。
Mは、見た目が一般的に見ても綺麗で可愛く、バイヤーさん達からの人気もとても高かった。自分でもそれがわかっているようなフシがあって、可愛さと若さをバンバンに使った営業活動していた。

ただ見た目と裏腹に性格がキツく(!)、当時新参者で、モーレツにバイヤーとコミュニケーションを取ろうとしていた自分に対しては、露骨に先輩風を吹かし、あたりもキツかった!。ちゃらちゃらしてたり、自分の事を可愛いと思っている女が大っきらいな(毒)自分としてはなんとも邪魔くさい存在だった。
でも、どこの業界でもそうだろうけど、出入りしてるメーカー同士、仕事してるうちに妙な仲間意識が生まれるもので、そのうちMとも情報交換したり、仕事上の悩み、グチなんかを聞くような関係になっていた。

久しぶりに会うM。昔と変わらないノリというか雰囲気で、悔しいかな綺麗で可愛いかった(爆)。
相変わらずの馴れ馴れしさで、今日の問屋さんの事務所内にも平然と入って行って、デスクワーク中の担当者に気安く話しかけたりしている。
彼女のそんな営業スタイルも変わらないし、話かけられてデレデレしてしまう男の哀しさも変わらないなあ、と何だか微笑ましくなってしまった。
ただ、自分よりも年はちょっと上だったはずだから、彼女もそれなりの年輪を重ねている訳で、事務所内にいるピンクの制服を着た女の子達の誰よりもお姉さん(!)に見えてしまうのは致し方なかった

商談後、待合ブースに戻ると、Mが待ち伏せしていたので、同じビルに入っているスタバに入ってお茶をすることにした。
ひととおり、ここ数年のお互いのことなんかを話しあったりして懐かしかった。
あらためてもらった名刺に、主任の肩書きが入ってて、少し仕事に対して冷めてきてる自分とは裏腹に、女性ながらこの泥臭い業界の中で彼女が孤軍奮闘している姿が浮かんできて、少しばかりジーンときてしまった。

最後にMが「ナカムラ君ってさあ、やっぱ全然変わんないよねえ。」と小生意気なことを言ってきたので、こちらも「Mさんも全然変わんないじゃん。でも・・・まあ、・・・やっぱそれなりに年くったな!。」と思い切り言うたった!。
というか、言い終わらないうちに、バシ!っと思い切り肩を叩かれた!。
少しは自覚してたのかな・・・