With A Little Luck!

趣味と生活と衝動買い日記です!(笑)。

どっぷりとジョン・レノン

2007年12月08日 | Beatles
今日と明日は、ジョンの曲を聞いて、ジョンのことを考えて過ごそうと思う。

六本木ヒルズのTOHOシネマズまで、今日から公開の「PEACE BED」を見に行ってきた。

反戦運動に身を投じていくジョンと、その活動に脅威を感じて、影響力排除に暗躍する時の米ニクソン政権。

それだけ時間が経ってしまったということだろうけど、2007年、歳を重ねてぽっちゃりしてしまったかつての敵と味方がカメラの前で当時を振り返り、思い思いの言葉で自由に語っていく・・・。
なんだか、スクリーンの中の若いジョンだけが、必死の形相をして世界中を飛び回っていて、見ていて胸が痛かった
当時のジョンはいつも怒ってるように見えたけれど、恐怖と孤独に、必死に抗していたんだなあ、ということがよく伝わってきた。

それゆえに、永住権を獲得し、ショーンが生まれた70年代中盤以降の、安堵と喜びに満ちた顔を見れた時はホッとした。
そしてわかってはいるけれど、ラストシーンが来てしまう・・・。
ぜひ、ジョンのことが好きな人に、いやそうでない人にも見てほしい映画です。

夕方は武道館まで、「ジョン・レノン・スーパー・ライブ」を見に行ってきた。
「今」のジョン・レノンを感じてきた、と言ったららいいのかな。
ステージ、客席合わせて、でっかいジョン・レノン・ファンの集い

日本人ミュージシャン達のジョンへの思いを聞きながら聴くパフォーマンスはとても共感できた(Bonnie Pinkと木村カエラは可愛かった)。

サプライズだったのは、あのクラウス・フォアマンが演奏したこと!。
レコーディングにも使ったベースを持ち込んで、イマジンを・・・
これにはかなりびっくり、と同時に特別なものを武道館で見てしまったなあ・・・と一人放心状態になってしまった。

そしてヨーコも。
午前中に映画を見たということもあって、いつもよりも彼女の放つ言葉のひとつひとつが強烈なメッセージとなって会場に響く。
もう夜も10時近かったけど、ヨーコが「こんちわ~!」と言って登場するならそうなのかな、と

いつにも増して、ジョンのカッコ良さに姿勢を正してしまう、12月8日でした。