With A Little Luck!

趣味と生活と衝動買い日記です!(笑)。

ジョンのにおい

2007年12月10日 | Beatles
ミーハーなので、クラウス・フォアマンのサイン会に行って来た!。


ビシっ!っと会社を定時で切り上げ(いえ、ひっそりと目立たないように退社しました)、渋谷のHMVへ

クラウスの著書「REMEMBER」も持ち込んだものの、やはりどれか1点にサイン、と言われるとアルバム「REVOLVER」のジャケットだよなあ、ということでCDのジャケに書いてもらいました(アナログ持ってっときゃよかった・・・)。

クラウスは終始にこやかで優しく、サインをしてくれる際にも、CDのジャケットだからと、これまでの極太マジックからわざわざ極細マジックに持ち替えてくれ、丁寧に書いてくれた。

「でっかく書いちゃってください」と通訳の人を通じてお願いしたのに、隅っこにイラストに重ならないように書いてくれるあたりは、さすがのドイツ人気質か

ハンブルグ時代からのジョンの親友で、「イマジン」はじめ4枚のアルバムにベーシストとして参加し、ステージにも立ってきた人。つまりジョンとウマが合った人。
ステージに座りサインをするその姿に、何となくジョンのにおいが漂ってました。

握手してもらった時に、にっこりと微笑んでこちらを見つめてくれた青い瞳が印象的だった。
この瞳でジョンと何を語ってきたんだろう・・・。


どっぷりとジョン・レノン

2007年12月08日 | Beatles
今日と明日は、ジョンの曲を聞いて、ジョンのことを考えて過ごそうと思う。

六本木ヒルズのTOHOシネマズまで、今日から公開の「PEACE BED」を見に行ってきた。

反戦運動に身を投じていくジョンと、その活動に脅威を感じて、影響力排除に暗躍する時の米ニクソン政権。

それだけ時間が経ってしまったということだろうけど、2007年、歳を重ねてぽっちゃりしてしまったかつての敵と味方がカメラの前で当時を振り返り、思い思いの言葉で自由に語っていく・・・。
なんだか、スクリーンの中の若いジョンだけが、必死の形相をして世界中を飛び回っていて、見ていて胸が痛かった
当時のジョンはいつも怒ってるように見えたけれど、恐怖と孤独に、必死に抗していたんだなあ、ということがよく伝わってきた。

それゆえに、永住権を獲得し、ショーンが生まれた70年代中盤以降の、安堵と喜びに満ちた顔を見れた時はホッとした。
そしてわかってはいるけれど、ラストシーンが来てしまう・・・。
ぜひ、ジョンのことが好きな人に、いやそうでない人にも見てほしい映画です。

夕方は武道館まで、「ジョン・レノン・スーパー・ライブ」を見に行ってきた。
「今」のジョン・レノンを感じてきた、と言ったららいいのかな。
ステージ、客席合わせて、でっかいジョン・レノン・ファンの集い

日本人ミュージシャン達のジョンへの思いを聞きながら聴くパフォーマンスはとても共感できた(Bonnie Pinkと木村カエラは可愛かった)。

サプライズだったのは、あのクラウス・フォアマンが演奏したこと!。
レコーディングにも使ったベースを持ち込んで、イマジンを・・・
これにはかなりびっくり、と同時に特別なものを武道館で見てしまったなあ・・・と一人放心状態になってしまった。

そしてヨーコも。
午前中に映画を見たということもあって、いつもよりも彼女の放つ言葉のひとつひとつが強烈なメッセージとなって会場に響く。
もう夜も10時近かったけど、ヨーコが「こんちわ~!」と言って登場するならそうなのかな、と

いつにも増して、ジョンのカッコ良さに姿勢を正してしまう、12月8日でした。


代休の一日

2007年12月07日 | 日常
今日は代休をとって休み!
コーヒー入れながらNHKをつけるとオノ・ヨーコが生出演中だった。
そっか、そうだよな・・・。なんて思いながら洗濯機を回し始める。

ジョンとヨーコが彼女の個展ではじめて出会った時の話は、何度聞いてもジ~ンときてしまう
「ジョンは、(ヨーコの作品に小さく書かれた「YES」という言葉を見つけて)自分が肯定されたようで安心したんでしょう。」って話。
20代にしてロック界の頂点に上り詰め、スーパースター、神と崇めたてまつられた青年の、張りつめた心がホっと溶かされた瞬間だったんだろうな。

洗濯を終えた後は、天気もいいし、久し振りに愛車MGも洗ってやった。
何だかものすごく充実したすがすがしい気分

そのままMGに乗り込み、ヤフオクで週の頭に落札したイームズのイスを引き取りに川口の倉庫まで。格安で落とせたので、送料払うのももったいないし・・・。

今回入手したのはコレ。

来春には引っ越して、もちっと広い部屋に移ることにしたので、これからコツコツと揃えていこうかなと。今回のはヴィトラ社製の本物・・・。
「今回は本物」ということは、前回入手したコレは・・・。

実は中国製のイームズ!。
デザインの版権切れで、イームズはじめ、人気のデザイナー家具はどこでも作れるようになった。ミッド・センチュリー家具ブームがあったこともあって、メーカーが言うところの「ジェネリック・リプロダクト品(うまい言い方だ)」が世界中に広がり、その安価さに、つい自分もこの度手を出してしまったと・・・

ところが安く作れるには、やっぱりそれなりの理由があったわけで。
とにかく作りが粗かった!。全体的にザラっとしてるし、溶接部分の処理も雑。
しまいには背もたれが2,3回寄りかかったら、パックリと外れた。

ボンドでくっつけてるだけやんか・・・
絵に描いたような「安物買いの銭失い」。いい歳こいて、またいい勉強をしてしまった。それにしてもイスひとつまともに作れないなんて、さすがの国だなあ。

でも今度のはさすがドイツ生まれ!。見た目の華奢さとはうってかわって安定した座り心地。
エッフェル塔に似てるので、エッフェル・ベースと呼ばれる、足部分のデザインもカッコいい。所有する喜びも増すってモンです

さ、明日はヨーコに会いに行こう!

何が哀しくて

2007年12月02日 | 日常
この間結婚した、会社の後輩の女の子から、
「超かわいいから!、絶対ホレるから!。見てみて!。」と言われ、結婚式のビデオを「一番大切な人の怒らせ方」のDVDと一緒に渡された。

何が哀しくて赤の他人の結婚式ビデオを見なきゃいけないんだよ、と思いつつ、一応見てみた。


プロモーションビデオ風に、5分ほどにコンパクトに編集されて、最初と最後に小芝居風のショットが入ってて大爆笑した。本人たちは大まじめだったけど。

でも、女の子にとって一番幸せな瞬間と、それを見送る家族、同僚、友人さん達の色んな表情が5分間の間に目一杯詰め込まれていて、赤の他人のオッサンだけど、ちょっとウルっときてしまった
5分間とはいえ、これは立派なドキュメンタリー作品だなあ、なんて。

式場のサービスで作ってくれるらしいけれど、なかなか憎いサービスですねえ