ゆんのひとり言

~お酒とお芝居と歌とスイーツをこよなく愛するゆんの日記~

はとバスツアー(後編) 走水低砲台跡、走水神社、浄楽寺

2017-11-21 12:00:00 | お出かけ

1時間ほどの猿島ツアーを終え、
ガイドさんたちも一緒にバスに乗り込んで、
次の目的地・走水低砲台跡へ向かいます。
15分もかからなかったんじゃないかな。

で、広場に集合~となったのですが。



ま、まさか、あの柵から中に入れるのか?!と。
その、まさかでした!
ここも、ガイドさん付じゃないと入れない場所です。
スニーカーかウォーキングシューズか迷ったのですが、
スニーカーで正解でした。
ここ、落ち葉まみれで足場があまり良くなかったので。



中に入ると、また弾薬庫&兵舎が。
こちらは、窓があるので兵舎です。
でもここはあまり使わず、近隣住民宅に泊めてもらうことが多かったらしい。



煉瓦の積み方がよく分かる写真。
細長い「長手」と、小さい「小口」とを、交互に並べる積み方は「フランス式」と呼ばれるもので、
明治20年以前に用いられていた方法なので、
日本では富岡製糸場など、限られた場所にしか残っていないそうです。
猿島にも、フランス式が多数見られました。

さらにここ。
天井部分が「長手」のみで作られていて、とても珍しいんだそう。
通常は「小口」のみで作るんですって。
白いのは、漆喰が塗られているからです。
湿度調整のためと、内部が暗いので壁は白い方がいい、ということで
漆喰で塗り固められています。



弾薬庫に並んで、小さいトンネルが2階へ通じていて、
滑車を使って弾薬を上に運んでいたんだそうです。」



砲台跡。
こちらには、4つあります。
周りのくぼみは弾薬置き場。
1つのくぼみに、4つ置いていたようです。
(錆の跡で分かる)
そして、壁の上部が平らになっている部分が、砲台の可動域。
なるほどー。

2つの砲台の真ん中に指揮官のいる場所がある、ということで
階段というより、壁の突起に近い状態のものを登って上がることができました。
同じチームの最高齢のご夫婦も、ガシガシ登っていらっしゃいました。



通路の幅が狭いので、ドキドキしながら撮影。
後もつかえてるしw



2段ほどの階段を上った眺め。
うむ・・・指令を出せるのか?



上からの眺め。
左手に見切れている階段は、新たに設置されたものです。
当初は荒地だったのを、公開できるように整備されたんですねぇ。

で、煉瓦が多様されている建造物ですが、
一部の煉瓦に、どこで作られたかが分かる刻印があるんだそうです。
猿島は時間がなくて説明できなかったんだけど・・・と。



丸三、とか。



こちらは桜の花の刻印。

文字を刻んでいるものもあって、
武士が作ったものが囚人が作ったもの、色々使われているそうです。





歩道に突如現れるボルト。
これ、知らずによそ見しながら歩いてると危ないですね。
練習用の砲台跡だそうです。
右側がガイドの内海さん。



ここの下で、海に向かって近所の高校(かな?)の応援団が練習していました。
気持ちいだろうなぁ~。
ここいらはヤマトタケルノミコトの伝説が色々ああって、
この小さな島にもそういった伝説があるんだそう。



で、島に立ってる何かをズームしたら、鳥いた!
楽しい!!!www



そのまま歩いて走水神社へ(公式HP)。
中は自由行動だったのですが、20分くらいしか時間がなくて・・・
必死に上がったのが、本堂のかなり上の方にある、三社。



最近パワースポットとして有名なんだそうです。
きちんと手入れされていて、空気が澄んでます。
40人中8人くらいがここまで登ってましたが、
皆で交代でお参りして、写真撮って、で忙しかったです
ここも、もう少しゆっくりしたかったな~。



天井部の彫り物。
獅子ですね。



鳳凰かな。
カッコいい!



本堂の前にそれほどスペースが無いので、写真が撮りにくいのです。
階段は結構急だし。



なんか、奉献されていました。
ロシアの水雷らしい。



こちらの神社には、日本武尊とその妻・弟橘媛命を祭っていて、
その弟橘媛姫の碑。



御神木。
恐れ多いので触ってません。



途中にこんなお地蔵さんが。
水琴窟の文字の上にある穴に耳を当てて、
お地蔵さんに水をかけると「コロンコロン」と可愛い音が聴こえます。
内海さんがぱっしゃぱっしゃ水をかけてくれて、
順に耳を当てて聴いてきましたよ(´ψψ`)



そしてこの辺り、井戸がそこここにあって、今も現役なんですって。
おじーちゃんがバケツでくみ上げてました。
共用の井戸なのかしら?



遅めのお昼ごはーん。
歩き回っているので、お腹ペコペコです。
でも残念ながらお刺身定食・・・。
これに、ご飯とあら汁がつきます。
あら汁にも結構たっぷりお魚が入っていて、美味しかったです。
お刺身は、なまもの嫌いの私でも、ハマチは新鮮で美味しかったです。
スズキはレモンが張り付いててイマイチ。



こちらのお店、ほんとーに海に面したところにあって、
つい先月の台風で、かなりの被害を受けたそうです。
写真が貼ってありました。
再開できてよかったですねぇ。

そして奥の方に小さく見える島をズームしてみると・・・



祠があった!!!
すげーーーー!!!!!

お腹を満たした後は、浄楽寺へ(公式HP)。
行く前は全くのノーチェックだったのですが、
こちらのお寺、運慶の仏像を五体も有しているお寺なんですね。
運慶。
はい、ただいま東博へ絶賛出張中。。。
そういえばなんか神奈川のお寺が随分持ってるんだなーって、
運慶展の概要説明を読んだ時に思ったんですよね。
ここだったのか!!!

普段は限られた日しか開帳しないけど、
団体だったら見られるんですって、
残念すぐる。。。。



この頃、雨脚が一番強かったです。
寒い。。。




せっかくの彫り物も、上手く撮れませんでしたー。
本堂の上の方にある、郵便の父・前島密のお墓をお参りして、観光終了。

この後、釜揚げしらすが試食できるという直売所へ行ったのですが、
この日は悪天候のためシラスが獲れず。
それはまぁ別にいいんですけど、あまり広くないので
居場所がないんですよね。
雨降ってるし。
寒いし。
バスで待ってても良かったかも。

皆さん、早々に買い物を終えていたので、早々にバスに乗り込み
一路東京へ。
さすがに復路はお休みタイムってことで、ほとんどガイドはなかったのですが、
東京に戻ってきて、わざわざ歌舞伎座の前を通ったりして
最後にもう一曲ありました
ワイナリーツアーの時はそういうのほとんどなかったのだけど・・・
はとバスだからでしょうか?

お天気はちょっと残念でしたが、
それでも無事に一番の目的地の猿島には行けたし、
普通は入れないところも入れたし、満足です!
もう一度ゆっくり行きたいな~。

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