はこがゆく

~ フランスからモーリシャスへ ~

進化大陳列館

2008-06-08 20:59:10 | Weblog
Museum National d'Histoire Naturelle
(国立自然史博物館)のうちのひとつ、
Grande Galerie de l'Evolution
(進化大陳列館) にいく。

単細胞生物から始まって、海そして
陸の生き物に至るまでの進化の様子が
沢山の剥製・標本の展示と共に解説されている。

この博物館、まず建物が良い。
そしてそれを生かした展示物の配置とライティング。
日本だったら各標本を種別にパーティションで区切って
ガラス越しに蛍光灯で展示したりしそうかな、と思うけれど
ここではまるでいろんな動物達が行進しているみたいに
きりんもかばもしまうまも混ぜ混ぜで展示されている。
こういう展示をしちゃうセンスはフランス的。

絶滅した、もしくはその危機にある動物達のコーナー
というのもあり、そこには見慣れない動物の剥製が
沢山展示されていた。
剥製の技術はかなり前から発達していたようで
19世紀にすでに絶滅した動物の剥製もあった。

動物の剥製を見て回ってもねぇ、とイメージ的には
ちょっと不気味にも思うかもしれないけれど、
動物の進化・多様性を目の前にすることができ
なかなか見ごたえがある。

日本からパリ旅行に来たときに行くか、って行ったら
動物学者でもなければ優先順位的にいかないだろうけど
子供づれで半日、とかにはちょうどいい場所。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。