元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

コレステロールを甘く見ない!

2008-06-20 00:11:08 | 健康
最近、気に止まったコマーシャル・・・
「コレステロールを甘く見ない! LDLコレステロールが高くなったら、医師に相談を!」
心筋梗塞を発症した徳光和夫さんが ご自身の体験を反省し、早期受診、早期治療など心筋梗塞の予防を訴えたコマーシャルです。
メタボ健診が始まったり、健康情報も多いなか、予防できる心筋梗塞、脳卒中などをメタボ(体脂肪、コレステロール、血糖値、血圧の数値が高いなど)段階でダラダラと放置する人が 意外と多いのではないでしょうか!

「!」マーク・・・
今、そんな気分なんです。
義理の父・・・長年、若いころから糖尿病を改善できず、去年、いよいよ脳梗塞を起こした。
わかっていたことです、そうなることは・・・。

家の隣が脳外科医院であるので、幸運なことに後遺症は軽度で治まっているのに、リハビリせず・・・歩数1日50歩ってこともあるそうだ。
夜のトイレに一人で行けず、介助していた母が いよいよ、ぎっくり腰を起こしました。
教科書通りの悪いパターン。

このまま行くと、脚が ますます弱り、寝たきりとなる・・・・・。

私の体操教室に来る人は 「人に迷惑が掛からないように・・・」と、自分を律して健康管理をする人ばかり・・・。
一方、『がんばれない』? 『気力がない』? 自分に、どんな意識を持っているのかな~?と、私は 理解できないまま、、、 ほとんど寝たきりの方の在宅訪問もしています。
人生いろいろだな~と思います。

大学で老人保健の専門家の先生にお話をお聞きすると、、、
「ダラダラとして亡くなって行くのも人間です。そんな人のほうが多いですよ。」

データとしては 寝たきりをはじめて、亡くなるまで、アッいう間に亡くなる人は少なく、50%近くの人が1年以上寝たきりを続けるそうです。
そして、介護者への負担も大きくなるのです。

私の祖父は メタボでは ありませんでしたが、心臓にペースメーカーを入れた後、脳卒中を起こし、約4年、管に繋がれ、目を開くこともあまりせず、ベッドの上で過ごしました。
その時、祖父には どんな感情があったのかは わかりません。
でも、そうして生きていることは 全く幸せだとは思えませんでした。
でも、私の母は 毎日、病院に行っていました。
「いてくれるだけでも良い」
・・・という娘心なのかな~って、客観的に思いました。

訪問型パーソナルトレーニングでは 痴呆がある方もあり、そんな方はコントロールが難しいので、仕方がない部分があります。
そうでなく、身体も気持ちも弱って、力が出ない受身な身体を こちらが動かしながら・・・
上向きの結果は 出せないので、虚しさを感じます。
これも仕事なので、せめて身体が楽になりますように、、と思って、関節を動かしたりしています。
これも、そのクライアントの希望でなく、ご家族の「何かしてあげたい」というお気持ちだと思います。

仕事だから、割り切れることもあります。
父は、 母は・・・私たちは これから、どうなるんだろうな~

とりあえず、「へ~おじいちゃん、脳梗塞やったん??」と、のんきに言っている主人に、「畳の上で死にたい~介護日記」のDVDをみてもらおう~っと。


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