元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

ファンクショナルリーチ

2010-07-24 23:17:08 | 身体
7月もあと1週間を残すところ・・・
梅雨が明けたとたん、大変な暑さとなりました。

健康ゆうゆう体操教室では サッカーワールドカップにあやかり、ゆうゆう体操オリジナルブラジル体操を行っていましたが、この暑さゆえ、先週から やや運動量を抑え、ファンクショナルリーチトレーニングを取り入れてみました。
このトレーニングは 体力測定の種目であるファンクショナルリーチテストからヒントを得ました。

ファンクショナルリーチテストとは・・・
バランス能力を検査するもので、立った位置から足を動かさず、片手を水平前方へ どれだけ遠くへ届かせることができるか?というテストです。

重心位置が変わっても、どれだけ足を踏ん張る事ができるかという転倒予防への適応テストとして行われます。
行きだけでなく、ちゃんと帰ってこれるかも大切です。

しかし、フィットネスエリートである教室の皆さんには もっと日常動作やスポーツ動作へとスキルアップしたリーチトレーニングです。


例えば、投げる・打つなどのスポーツ動作では 大きくは片側の足や股関節を支持面や支点としながら対角線にある筋肉を引き伸ばしながら力を生み、そのパワーが切り返し動作となって筋肉を短縮させながら次の動作となる伸張-短縮サイクルで成り立っていることが多いです。

スイング動作も アドレスからトップまでの間で弓矢が引かれるように筋肉が伸張するパワーが生まれた後、弓が放たれるように筋肉が短縮して自然なダウンスイングへの切り返しが起こります。


単純な動作で言うと、ジャンプをする前には 膝を曲げて大腿四頭筋が伸張しバネとなり、大腿四頭筋の短縮が起こり膝を伸ばしてジャンプ! 伸張ー短縮サイクル


どこを支持基底面や支点にするかを決め、どの方向に、どれだけ伸ばす事ができるかで、引き戻しや回転などの色々なパターンの動作が自然と生まれます。

そんな反力を上手く使えば、余分な筋肉の力みもなくなります。

動作をスマートに行う事ができます。

スマート=俗にスリムや整っているという意味ですが、英語の訳は 賢い。

来月は ボール投げを行ったリーチトレーニング応用編に移ります。


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