閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

「風のゆうびんやさん」

2024-03-10 11:32:25 | お知らせ(いろいろ)

4月から使われる国語の教科書にのっています。

過去にも教科書に掲載された作品はいくつかあるのですが、「風のゆうびんやさん」(東京書籍「新しい国語 2上)は2015年からつづいているので、いちばん長いかな。
たぶん教材として使いやすいということなんだろうと思います。

前の記事は →こちら

 

あかね書房の「おはなし8つ」というシリーズ。
もとは保育系の月刊誌に連載していたもの。
1冊に短いおはなしが8つ入っているので、お得感あると思うんですけど(笑)

 

ついでに…おなじく土田義晴さん絵の「よみきかせぶっく」3冊シリーズ。
こちらは6編プラス、おはなしに出てくるレシピ2点つき。
『ぴいすけとぷうすけのおはなし』に入っている「のはらのシーソー」も、しばらく教科書にのっていたことがありました。

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クッキーのおうさま辞書にのる

2024-03-09 15:41:08 | お知らせ(いろいろ)

画像、ちっちゃくて見えないかな?
『クッキーのおうさま』(いちかわなつこ絵・あかね書房 2004年)が、国語辞典にのりました。

 

三省堂例解小学国語辞典の第8版(2024年1月刊)です。
「どくしょ」の項の近くに「どくしょのすすめ」というページがあって、小学生向きの本がテーマ別に、9冊×6ページ=54冊紹介されています。
『クッキーのおうさま』は「おなかがすいたきみに」というテーマのところに。
最近の国語辞典はカラフル! 調べるだけでなく、読んでも面白そうで、いいな。


1冊めしか知られていないかもですが、じつは3冊シリーズ。
『そらをとぶ』と『えんそくにいく』も可愛いので、どこかでみつけたら、読んでみてね。

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ちよだ猫まつり2024

2024-02-12 13:29:14 | お知らせ(いろいろ)

ちよだ猫まつり2024
2024年2月17日(土)・18日(日) 
千代田区役所1階・4階 

今年のメインビジュアルは、町田尚子さんの『どすこいみいちゃんパンやさん』です。
三毛猫みいちゃんは、『なまえのないねこ』でもパン屋さんの猫として登場していますが、この目の据わり方が、いかにも横綱の風格。

2月18日(日)12:00~12:30
<たゆたうさん&ぱくぱくさん おはなしおんがく会>
絵本『なまえのないねこ』をギター伴奏つきで読み聞かせしてくださるそうです。
他にもいろんなイベントがたくさん。詳しくは公式サイトをごらんください。

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100

2024-01-27 14:45:53 | お知らせ(いろいろ)

2003年の発行以来、ロングセラーとなっている絵本『せんろはつづく』(鈴木まもる・絵/金の星社)。

 

最終ページ奥付をよーく見ると…

 

な・ん・と・第100刷!

20年間で100刷ということは、平均して年5回増刷していただいているということで、あらためてびっくり。
児童書の中でも、わたしが書くものは地味なのが多いので、「一生のうちに2回増刷があればラッキー」というくらい。10年ほどで絶版になっちゃう本も多い中で、『せんろはつづく』は、とびぬけて幸せな絵本といえるでしょう。
そういうふうに作ろうと思っても作れるものではなく、いろんなラッキーが重なった結果、ここまでくることができました。
読者のみなさま、金の星社さま、書店さま、ありがとうございます。

 

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町田尚子さん原画展

2024-01-10 17:08:39 | お知らせ(いろいろ)

町田尚子絵本原画展 <隙あらば猫> 2024
2024年2月3日(土)~3月31日(日)
三重県菰野 パラミタミュージアム

2月25日に町田さんのトークイベントとサイン会、3月3日にピアノコンサートがあります。詳しくは美術館の公式サイトでご確認ください。
(現在は「企画展案内」→「次回の展覧会」

上の画像は『なまえのないねこ』(小峰書店 2019年)のポストカード。
このいかにも街猫らしい全方位警戒してる表情と足の運び、見れば見るほど町田さんってすごいなあと思うのであります。

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「げんきになったよこりすのリッキ」原画展

2023-12-19 11:36:28 | お知らせ(いろいろ)

とりごえまりさんの絵本『げんきになったよこりすのリッキ』の原画展です。

日時:2024年1月13日(土)~2月18日(日)
会場:滋賀県東近江市立能登川図書館・博物館ギャラリー
開館時間:10:00~18:00 
休館:月・火・1月26日(金)

<とりごえまりさん講演会>
1月28日(日)14:00~ 2月17日(土)14:00~
定員40名(要申込み)

 

絵本が出てちょうど1年たちました。
リッキは、どうしてるかな。いまごろは、クリスマスにむけて、みんなでハンドベルの練習をしているかな。
お近くの方、かわいい子りすたちをぜひ見にきてくださいね。

 

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「あらいぐまのアリス」ペーパーバック版

2023-12-11 11:04:03 | お知らせ(いろいろ)

絵本『あらいぐまのアリス』(童心社 2008年)が、このほどペーパーバック版になりました。
チャイルド社おはなしえほん傑作選 2024年2月号
絵は、こみねゆらさんです。

 

サイズはほんのちょっと小さくて、薄いです。

 

のんびりゆっくりのアリスちゃん。8時になってもまだ寝てる。きょうはお友だちとピクニックに行くんじゃなかったの?
どこを開いても、とにかく可愛い。しかし、ゆらさんの色がとても微妙で、写真ではどうしても再現できないのです。ごめんなさい。ぜひ実物を見てね!
…と言いたいところですが、このペーパーバック版は、園などで定期購読するもので、残念ながら一般には市販されておりません。
元のハードカバー版は図書館などで探してみてください。

 

<関連記事>

「あらいぐまのアリス」2008.5

「あらいぐまのアリス」中国語版 2020.12 

(どちらも「かわいい」ばっかり言ってて、われながら語彙の乏しさ…笑)

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「なまえのないねこ」in メキシコ

2023-12-03 20:36:42 | お知らせ(いろいろ)

絵本『なまえのないねこ』のスペイン語版『El Gato Que Buscaba Un Nombre』が、メキシコシティの書店で目撃されました!



どーこーだ?

 

いたいた。キジトラメロン、ではなくて、リモンちゃん。
メキシコらしい「濃いめ」の表紙が並ぶ中、しっかり目立っております。

 

文化発信の場として人々が集まるという Rosario Castellanos Bookstore。
かっこいいですね。
JFCさま、写真提供ありがとうございます!

 

<関連記事>
「なまえのないねこ」スペイン語版 2021.2

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「大きなおなべのレストラン」電子版

2023-11-19 11:21:19 | お知らせ(いろいろ)

童話『大きなおなべのレストラン』(秋里信子・絵 国土社 2003年初版)がこのほど電子書籍になりました。

ほんわかしたオーソドックスな幼年童話、ですね。
なんて、自分で言うのも変ですけども(笑)。
こういうものは完全に「サニーサイド」で書いているので、ダークな要素は絶対入ってこないわけです。

わたしは、いつ何を書いたという簡単な記録を、中学生のころからずーっとつけており、そのノートによれば、このおはなしを書いたのは23年前、最初は絵本の原稿だったようです。
でも、それは絵本にはならなかったし、原稿も残っていません。たぶん、たぬきの親子が帰っていったところで終わりだったのではないかしら。
その後、後半のレストラン部分を書き足すなどして、62ページの読み物になりました。
書いたきっかけとかモデルとかエピソードとか、そういうの何も覚えてなくて、スミマセン。

たびたび書いていることですが、絵本や、絵のたくさん入っている幼年童話を、小さな子どもに電子書籍であたえることに、わたしは賛成ではありません。
それは、自分が小さな子どもだったとき、本の手触りやかたちや重み、ページをめくっていくわくわく感が大好きで、その世界にあこがれて書く人になったからです。
ただ、紙の本は10年20年くらいで品切れになってしまうことが多く、そこからの復刊が非常に難しいものですから、電子版なら(内容だけは)保存しておける、というのはありがたいことだと思っています。
もともとがやや大きめサイズの本なので、ご興味ある方は、なるべく画面の大きいタブレット等でごらんいただければ幸いです。寒い季節におすすめです。

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「わすれんぼうのはりねずみ」朗読

2023-10-08 09:19:45 | お知らせ(いろいろ)

絵本『わすれんぼうのはりねずみ』(絵・ミヤハラヨウコ あかね書房 2005年)の読み聞かせがラジオで放送されます。

番組名<よ・み・き・か・せ>
ナレーター かかずゆみさん

TOKYO FMでは
前編10月10日(火)後編10月11日(水)14:30ごろ~

大阪FMでは
前編10月10日(火)後編10月11日(水)18:03ごろ~

いつものことですが、この可愛い絵の世界を、ラジオでは見ていただくことができません。
聴かれた方は、ぜひぜひ本を手にとってごらんくださいね。

*****

絵を描いてくださったミヤハラヨウコさんは、この夏に亡くなられました。
わたしよりずっとお若かったのに。
ちょうどこの放送のオファーが来て、わたしのほうも、またご一緒に絵本をつくれたらいいなあと思っていた矢先のことでした。
あらためてこの絵本をひらいてみると、ただカワイイだけではなく、構図、配色、余白の活かし方など、デザイン的にも洗練された美しさを感じます。デザインといっても計算されたものではなく、テーブルや椅子を無造作にぽんぽんと置いただけで、しぜんと調和のとれた気持ちの良い空間ができあがる。そんな気がします。
わたしが書いたこの話のオチというか最後のところが、視覚的にちょっと難しいのですが、ミヤハラさんはじつにうまく絵にしてくださって、その手があったか!と感心したものでした。
個展のたびに案内をいただいていたのですが、結局お目にかかる機会がなく、そのままになってしまったのが、残念でなりません。

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