苺につづいて、ぐみのジャムを煮る。
ぐみの木は自然に生えているのもありますが、
これは買ってきて植えたもの。
「びっくりぐみ」と呼ばれるトウグミの一種ではないかしら。
さくらんぼを細長くしたような大粒の実がたくさんなります。
熟すと赤い色が日に透けてとてもきれい。
渋味をとるため、たっぷりの熱湯にさっとくぐらせます。
薄い皮があっというまに破れるので、ほんの3秒くらい。
ざるにあけたら、そのまましゃもじでつぶすと、
簡単に種がとれます。縦に溝のある黄緑色の大きい種です。
ざるでこした実に5割から7割ほどの砂糖をいれて煮ます。
うちはみんな酸っぱいのが好きだから5割で充分。
柔らかいので、ほかの果物より短時間でジャムになります。
赤といってもトマトポタージュのような色のジャム。
これだけなめると少し舌に渋味を感じますが、
パンに塗ったりするときはほとんど気になりません。
昨年は春先から実家の父の具合が悪かったりしたので、
この時期のジャム作りをしませんでした。
ぐみも桑も苺もプラムも、気がついたときにはひとつもなかった。
鳥か動物が食べたのかもしれない。
そういえば、このあいだムジタ君が庭に来て、
桑の木のまわりをくるくる回って落ちた実を拾っていました。
アナグマって木登りはできないんだね。
「あたしはできるよー」
そう言いたげな顔で、茶々がじっと見ていました。