最近ちょっと珍しい光景がみられます。
Kの浴衣姿。
濃紺の渋いのを着ている。
家の中で。
きっかけは先週の体育祭でした。
最上級生が浴衣で盆踊りをする、という
奇妙な伝統がこの学校にはあるのです。
浴衣は借りるのかしらん、とのんびり構えていたら、
直前になって各自用意するのだとわかり、
祖父のを出してはみたものの丈が短すぎて、
あわてて買うはめになりました。
「一回しか着ないのにもったいないね」
「いいよ、うちで着るから」
そう言って、ほんとに着ている。
なかなか似合うのだ、これが。
立ってるだけなら。
(なにしろこの人は正座ができないので…)
こうなると本格的な着物姿も見てみたいじゃないの。
時代劇がいいなあ。
刀は「菊一文字則宗」か何かで。