朝起きて、窓の外を見るたびに、木の葉が
すこしずつ色づいていく。
今年も「天然ステンドグラス」の季節がやってきた。
「住吉物語」を読み終えて、こういうの、もっとないかしらと、
室町物語をがさごそあさっていたのだが、ふと気がついたら
能の「土蜘蛛」などを熱心に調べていた。
いつもの閑猫三段跳びである。
土蜘蛛って、ほら、あれでしょ、白い糸をわっと投げるやつ・・と
何となくぼんやりした古典芸能のイメージがあったが、
本体を歌舞伎の鏡獅子とごっちゃに覚えていたことがわかった。
土蜘蛛の仲間にガマ蛙もいたような気がしてならないが、
それもたぶん別のものと混ざっているのだろう。
どうも日本人としての基礎教養が決定的に足りないのがなさけない。
いまさら付け焼刃ではどうにもなりませんし。
英国人だって誰もがシェイクスピアに詳しいわけではないと思うけど。
それにしても、やっと「稲生物怪録」から手を引いたというのに、
またしても妖怪モノに行きついてしまったのが奇妙。
なんだか、このあみだくじ、どれをひいても
終点には妖怪しかいないような気がしてきた(・・笑)。
サザンカ、らしくないけど、サザンカ。
サンシュユの赤い実。
アザミの種が飛ぶ。
フユイチゴ。これも今年はたいそう実つきがよい。
大きな雲が2匹で喧嘩をしています。がうがう。
ところで、このあいだ「何の実?」と書いた・・
↑
これですが、とーこさんから、「サルナシの仲間では?」と
メッセージをいただきました。
(ありがとうございます!)
サルナシは、野生の小さいキウイみたいなつる植物・・と、
図鑑で知っているだけで、実物は見たことがなかったのですが、
この「キウイっぽさ」は、そうなのかも!
だとすると、やっぱり、動物が食べて捨てた皮なのでしょうか。
なにしろ上を見上げても、高ーい木がわさわさ茂っているだけで、
それらしいものは何も確認できず、きょうは、この「皮」さえも、
すでにひとつも落ちていませんでした。
サルナシはジャムにするとキウイより美味しいそうです。
よーし、また来年、忘れずに探してみましょう。
本日の鳥さん。
岸からちょっと離れた岩の上に、じーっとすわりこんでいたウミネコ。
あまりにも動かないので、鳥かどうかわからず、めいっぱいズームで撮って
拡大してみたらウミネコでした。
「卵あっためてる・・んじゃないよね??」と気にして見ていたら、
そのうちふわぁと飛び立っていきました。
休憩してただけですか。
本日の「いいね!」
はりねずみのハリーと子猫のロキ (動画)
Soooooo cute!