ごちゃごちゃした場所が好き。どこでも爪とぎ放題。
ひとりで「ねらってる」ごっこ。
さんちゃんについていく。
なれなれしくしすぎると、
おこられる。
けど平気だもん。
あ、クレ兄ちゃんだ。
こんどはこっちについて行こっと。
最近やや気難しくなったさんちゃんにくらべると、クレはフレンドリーで、
色の取り合わせもなかなか良いです。
いいけどさぁ、せっかくのんびりしようとしてるのに、
すぐジャマしに来るんだよ、コイツ。
ところで、もうすっかり常連客になってしまった黒猫スリちゃん。
先日、夕方4時台のまだ明るいうちに、庭のむこうに姿をあらわした。
(室内に黒猫の数がそろっていたので、スリちゃんだと判断しただけ。「第4の黒猫」でないとは言い切れませんが)
ああ来たな、きょうは早いな、と思って見ていたところ、ちょうど外に出ていたコマ吉が、ぴゅーっとまっすぐ駆け寄って…
侵入者を追い払う、という雰囲気は全然なく、さんちゃんやクレを見つけたときと同じように、「遊ぼう、遊ぼう!」とはしゃいだ感じですっとんでいく。
うちの猫と区別がついていないのか、「いつもゴハン食べに来るどこかのお兄さん」と認識しているのか、あるいは猫なら誰でもいいのか、そのへんはよくわからない。
スリちゃんは、いきなり小さいのがとんできたので、「はッ!?」とたじろぎ、それでもオトナ猫同士のように闘いモードになることはなく、困惑気味に向きを変えて引き返していく。
コマ吉、喜んでそのあとを追っかけ、スリちゃんが走れば、コマ吉も走り…そのまま2匹とも姿が見えなくなった。
あれ?
行っちゃったけど…大丈夫かな?
急に心配になって外に出てみたが、影も形もなく。
あらー、スリちゃんについてっちゃった?
まさか、まさか、誘拐されちゃった??
家のまわりの地理はだいぶ覚えたけれど、敷地外には出たことのないコマ吉、帰れなくなったらどうする。
スリちゃんちというのは(その子がほんとにスリちゃんなら…というか、Nさんちのクロボーとスリちゃんがほんとに同一猫であるなら、ですが)けっこう遠いので、推定8か月の子猫では、ついてったとしても途中で迷ってる可能性が高い。
そもそも、猫が人間用の道を歩くとは限らず、どんなルートで行き来しているかはまったく謎なのである。
なついている飼い猫でも、外で探して捕まえるというのはものすごく難しい。まして街灯どころか道もない山の中、暗くなってしまったらもう絶対無理。
お~い、コマちゃんや~。帰っといで~~。
…と、四方に向かって呼んだり探したりすること小一時間。
(呼べば来るというものではないのはわかっているので、ただの気休めです)
いったん家に戻り、はてさてどうしたものかと思案しながら、ひょいと見たら、猫ドアの外にきなちゃんがいて…その隣でフザケている薄茶の縞は、なぁんと、コマ吉ではありませんか。
川にでも降りたのか、足が泥んこな以外、特に疲れた様子もなく、いつものふつーのコマでした。
やれやれ。
本日の「いいね!」
昔からあるお菓子だけど、意外と作り方を知らない。
アメリカのどこかの空港で売ってたジェリービーンズは小粒でいろんなフレーバーがあって美味しかったな。