出窓が気に入ったのはいいけれど、
たびたび猫が上がるということは、
落とすと壊れるような物は置けないということですね。
車で通りすがりに、何気なくよそのお家を眺めたら、2階の出窓に金ぴかのトロフィーが並べてあった。
たしかに、トロフィーとか優勝カップとか楯とかいうものは、貰ったときは嬉しくても、きっと置き場に困りそうだ。
居間に飾るのはうっとうしいし、応接間では押しつけがましい。
これ見よがしでなく、さりげなく飾っておきたいと思うと、寝室の出窓あたりになるのかもしれない。
わたしはトロフィーより猫のほうがずっといいと思うけど。
きななも元気になったので、ここに上がれるようになりました。
出窓って、ロマンティックよね?(笑)
夕方、西の空からゆっくりと浮上してきたシーラカンスのような雲。
ストーブ、ちょっとだけ試し焚き。
一回り小さくなったけれど、この家は断熱がしっかりしているので、素早く温まる。
煙突は2階のわたしの部屋を通っているので、同時にそっちも温まる。
本日のいただきもの。
女王陛下から(…嘘)クリスマス小包が届きました。
ありがとうございます!
紅茶にクッキー、クリスマス・プディングもある。たのしみ。
金色の丸い缶はオルゴールつきで、誰かがコッソリつまみ食いしようとすると鳴る仕掛け。
本日の「いいね」(ちょっと「?」つき)
『風にのってきたメアリー・ポピンズ』コリーおばさんのジンジャー・パン
英国の「ジンジャーブレッド」は、子どものとき読んで想像していたような「ひらたい菓子パン」ではなくて、クッキー、それもかなり硬め(クリスマスツリーにぶら下げられるくらい)のクッキーであるらしい。
すくなくとも、ここで紹介されているのは「ショウガ入りクッキー」の作り方ですね。
おなじく英国の「ショートブレッド」もパンじゃなくてバタークッキーだから、それを考えればそうなのかなと思うけど、すこし腑に落ちない。
というのは、キャサリン・マンスフィールドの小説「Aloe」に、ジンジャーブレッドを「ナイフで切る」描写があるからだ。書かれた時期はメアリー・ポピンズとほぼ同じ1930年代。
いくら英国人だって(マンスフィールドはニュージーランド生まれですが)クッキーをナイフでは切らない…ですよね、ロンドンのW先生?
それで、昔風のGingerbreadのレシピを探してみたら、クッキーとは違うジンジャーブレッドも存在することがわかった。
型抜きではなく、どろどろの柔らかいたねを天板に流して焼き、ナイフで切り分けて食べるお菓子。
小麦粉1カップ半に対して、ブラウンシュガーとモラセス(糖蜜)がそれぞれ3分の2カップずつ入るというから、相当甘そう。
(さらにその上にホイップクリームやアイスクリームをのせるって、カロリーも高そう…)
コリーおばさんの店の「ジンジャーパン」はどっちなのか。あるいはどっちでもないのか。
本は持っているけどまだ引越しダンボールの中なので確認できません。この状態は早くなんとかしなくちゃ。
<27日追記>
いま『風にのってきたメアリー・ポピンズ』を発掘して「コリーおばさん」の章を読んでみたのですが…
日本語で読んだ限りでは、やっぱりハードクッキーのようには思えない。
かといって、厚みのあるふかふかの、たとえばマドレーヌのような質感の焼き菓子のようにも思えない。
これは、「パン菓子」と思って訳しているからそうなるのか、そうじゃないのか。
英語版もペーパーバックで持ってるはずなんだけど、えーっと、あれはどの箱に入ってるのかな…
(だーかーらー、早くなんとかしないと!)