山桜から、すこし遅れて、染井吉野。
咲き始めると、雨や風の中でも、夕方暗くなりかけても、花の数が増えつづけ、みるみるうちに景色が変わっていく。
庭の南側は、すとんと崖になっていて、染井吉野はその下に2本ある。
冬のあいだは、まばらな枝の間からむこうが見渡せるので、そこに桜の木があることをまったく意識しない。
咲き出すと、花が日に日に下からせり上がってきて、やがてふんわり浮いた白い花の雲を斜め上から見おろすようになる。
頭の上には、時期を少しずつずらして咲く3種類の山桜。
何日もかけてぜいたくな花見をする。
ヒヨドリがきて、いっしょうけんめい花の蜜を吸っていた。
こちらはもう葉の混じる大島桜。
レンギョウも、あっというまに満開に。
この木は、とても丈夫で、てきとうに切っててきとうに挿しても、かなりの確率でつくし、成長も早い。長くのびすぎた枝が地面にふれると、そこからいっぱい根が出てきて、知らないうちに増えてしまう。
畑には、そらまめの花。例年にくらべてずいぶん早い。
そして、山には、アザミ。
夏の花じゃなかったっけ?
もう咲いちゃったのか、それとも、もしかして秋からずっと咲いてたのか。
本日の真鈴さん。
女王様感がハンパない。
もうすぐ15歳です。
窓ガラスに室内の鉢植えが写りこんで、お鼻がお花になっちゃいました。
そして、どうしても写りたいコマ吉!
本日の「いいね!」
シャーレ。ペトリ皿ともいう。ペトリ博士が発明したから。
フェルト上に繁殖するかぎ針編みや刺繍の菌類はなかなか可愛い。
英国のファイバーアーティスト Elin Thomas の作品。
おまけ。
絵本の目的は学びにあらず。
こんなことわざわざ言わなきゃならないくらい、絵本を「教材」みたいに思ってる人が多いんだな。