閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

立春

2022-02-04 09:26:38 | 日々

ネコヤナギ。
もう赤い帽子をぬいじゃった。まだ風が冷たいよ。だいじょうぶかな?

 

コンクリートの隙間に貼りつくようにして咲いていたタンポポひとつ。
カタバミと身を寄せ合って。


今年一年、ゴッホの絵を見て暮らそうと、カレンダーを買った。
2月は「黄色い家」です。
名画のカレンダーはたくさん出ているけれど、サイズに合わせて勝手にトリミングしているものもあり、油断ならない。大きすぎず、月替わりで、肖像画のなるべく少ないもの、という条件で選んだら、あまり選択肢がなかった。
(ゴッホの肖像画が嫌いではないですが、視界の隅に大きな人の顔があると気になるのですよ)

子どもの頃はクレーやシャガールが大好きだった。いまはゴッホとモネだったらいくらでも見ていられるなあ。いつ変わったんだろう。

本日のにゃんズ。

いなりずしによる枕乗っ取りが常習化している。

 

寝起きなのでぼんやりです。

 

おはよ。

 

こちら、クイーンとビショップ。

 

本日の「いいね!」

An 8-Year-Old Wrote a Book and Hid It on a Library Shelf. It’s a Hit

いいね、いいね~! なんて素敵!
日本語訳がこちらで読めます。

8歳の男の子が図書館に自作絵本をこっそり置いたら人気蔵書に


リチャード・ブローティガンの小説『愛のゆくえ』の主人公は、サンフランシスコにある小さな私設図書館の管理人。その図書館は、子どもから老人まで、いろんな人が自分の書いた本を持ってきて、棚の好きな場所においていくところなのだ。管理人は24時間そこにいて、本を受け取り、登録する。
この70年代の小説を、8歳のディロン君が知っていたはずはないけれど。日本とアメリカの、図書館に対する意識というのは、こんなふうに違うんだな。

『愛のゆくえ』は、こういう素敵な設定の不思議な物語なのだが、なんとも安っぽい邦題を含め、日本語にいろいろと問題が多すぎて、おすすめしにくいのが残念だ。ブローティガンの他の作品のほとんどを訳された藤本和子さんの訳でぜひ読みたいものだと長年思っていたけれど、もう無理かしら。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする