もうすっかり満開です。
金木犀は、とくに刈り込んだりする必要もなく、自然とこんもりした樹形になってくれている。
少し前に、Mの知り合いの車が、バックと前進を間違え、この根元に突っ込んでしまうという事件があった。車は多少へこんだかもしれないけれど、ヒトは無事で、木のほうも折れなくてよかった。
これ、いつ植えたんだろう。
八重桜やさるすべりを植木屋さんに植えてもらったのはよく覚えているのに、なぜか金木犀については何も覚えていない。小さい苗木だったときの記憶もないから、ここに移り住んだ30数年前から、すでにある程度の大きさだったんだろうか。
ここはもとは山林で、一部はカヤ刈り場だったようなところ。金木犀が自生していたはずはないが、植えた記憶が(わたしだけでなくMも)すっぽり抜け落ちているというのが不思議。
神社の境内で、樹齢1200年といわれる金木犀を見たことがある。説明がなければ金木犀とは思えないほど大きかった。さすがに老齢のため半分は枯れ、残りは何本もの杖で支えられた姿だったけれど、それでも毎年咲くんだと案内の人が言っていた。
100年後。1000年後。うちの金木犀はどうしているかしら。
踊っているシュウメイギク。
咲きかけのつぼみかわいい。
フジバカマ。今年は来るかな、アサギマダラ。
くっつくぞー、と待ち構えるヌスビトハギ。
ウェブアーティストも調子が出てきた。
この網は、丈夫な糸をあっちからこっちへ2メートルも張りわたして支えている。2メートル跳べないと思うけど…どうやって張ったのか。
このように途中に意味ありげな模様のある網は、ジョロウグモの。
平らなメインの網だけでなく、そのおもてと裏にも、あやとりのように糸が渡してあり、複雑な3D構造になっている。
(アーティスト本人は顔出し遠慮しております)
周囲の葉のほとんどはアサガオのではない。
わけあって(人間の勝手な都合です)地べたで咲いてもらうことに。
毎日のように探しても実はひとつもみつからない。なのにある日突然まっ黄色になって出現するゴーヤの謎。
置いてみただけ。
こっちも置いてみただけ。
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<お知らせ>
三日月島のテール5冊セット(ケース入り)をお待ちのみなさまへ。
一部ネット書店で「在庫切れ」や「受付終了」表示になっているかもしれませんが、売り切れちゃったわけではなく、入荷はこれからです。あわてずもう少しお待ちくださいませ。
わたしも現物をまだ見ていないので…詳細はまたあらためてお知らせいたします。