閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

かわいい雲の日

2006-12-07 10:08:44 | 日々

小さくて銀白色で、なめらかで弾力のありそうな
まるっこい雲が空にうかんでいました。

てのひらにのせて、いいこいいこって
なでてあげたくなるような
ほんとにかわいい雲だったなあ。

もう少し長く見ていられたら、
名前もつけてあげたのに。


さて、先日、
「うみねこ島と三日月島にクリスマスはあるのか?」
という疑問を出しましたら、
この世界に詳しいshamさんから
「うみねこ船の舳先に女神像がついている」とのご指摘が。
あ、そうか。
少なくとも、うみねこ族には「神様」的なものが存在するんだ。
ということは宗教がらみのお祭もきっとあるはずですよね。
なるほど…(いろいろ考え中)。

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クリスマスがやってくる・3

2006-12-05 09:55:56 | 日々

Kは3歳から隣町の保育園に通いました。
キリスト教系の保育園です。
朝と、帰りと、給食の前にお祈りがあって、
賛美歌を歌って、あとは、卒園時に聖書をもらう。
宗教色といっても、それくらいかな。
でも、やっぱりクリスマスはいちばん大きな行事でした。
「アドベントクランツに あかりがつくと
かみのこイエスさまの おたんじょうがちかくなる」
今ごろの季節になると、いつもこの歌を思い出します。

わたしは特定の宗教を持っていませんが、
幼い子には「神様」というものが必要だと思っています。
人間の力を超えた大きなものを、信じる、畏れる、敬う…
そういう気持ちを身につけることができるのは
ごく幼い時期だけですから。

赤ちゃんのうちは、お父さんお母さんがいれば安心です。
でも、子どもは少しずつ家から離れていかなきゃなりません。
成長するにつれて、世の中には、お父さんお母さんにさえ
どうにもできないことがある、という現実もわかってきます。

広い世界に、知らないことがいっぱい。怖いものもいっぱい。
そんな子の不安を受けとめ、やわらげることができるのは、
親でも先生でもない、もっと「上」にいる、もっと万能の、
不変の、普遍の存在でなければ、と思うのです。

姿は見えないし、声も聞こえない。
でも、だから、いつも、どこにでもいてくれる。
どんなお祈りも、黙って聞いてくれる。そういう存在。
聞いてもらえる、と思うだけで、心が休まる。
そんなときも、あるかもしれない。

収穫感謝祭のあと、しばらくして始まるアドベントは、
献金箱作り、室内の飾りつけと、しだいに盛り上がり、
クリスマス会のキリスト聖誕劇でクライマックス。
年長さんが全員で衣装をつけて、厳粛に歌い演じます。
ちっちゃなヨセフとマリア。羊飼い。三人の王様。
Kは、足元までとどく真っ白い衣装で、
白いチュールを頭にかぶって「天使」の役でした。

「きょう、ベツレヘムのまちに、あなたがたのために
すくいぬしが おうまれになりました。
そのかたこそ、かみのこイエスさまです」 
…ああ、ほんと、可愛かったよね、みんな。

小・中学校は別々でしたが、高校になって
保育園の幼なじみの多くと再会しました。
そういうわけで、ヨセフ・羊飼い・宿屋の亭主・天使たちは、
今週、そろって関西方面へ修学旅行にお出かけ中です。

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クリスマスがやってくる・2

2006-12-04 06:44:42 | 日々

子どものころ、
クリスマスとお正月が近すぎるのがとっても不満でした。
そのうえ、わたしは誕生日が2月で、バレンタインとも近い。
どうしてこんなにかたまってるんだろう。
もっと1年間にバランスよく散らばっててくれればいいのに。
クリスマスの余韻を味わってるひまもなく、さあさあさあ、って
追い立てるようにお正月がすぐそこで足踏みしてる。
12月って、いつも、この切迫感が、苦手。

ワンちゃん用のクリスマスケーキの話をしましたが、
おせちもありました。こちらも予約受付中ですって。
真ん中に骨付き肉があって、黒豆ふうのチーズ?があって、
色つきかまぼこに…あとは何だったかな。こまごまと8品ほど。
こういうの、猫ちゃん用はないのですね。
うーん、わざわざ買ったり作ったりしてあげても、
見向きもしない可能性大だから、しかたないか。


じつは、テール君で、クリスマスの話…
前からすごく書きたいんですけどもね。
あっちにもクリスマスってあるのでしょうか。
「え? あるんだ」って思う人と、
「え? ないの?」って思う人と、どっちが多いのかな。
『流れ星レース』のときも、最後まで悩んだあげく、
サンタをやめてピエロにしてしまいました。
クリスマスがあるとしたら、イエスさまは…猫?
それはやっぱりまずいんじゃないでしょうか。
いずれにしても、三日月島の気候では、
ホワイトクリスマスにはなりそうにないな。

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クリスマスがやってくる

2006-12-03 09:43:56 | 日々

ペット用品の売り場に行ったら
お人形用みたいなドレスが並んでいました。
小さいワンちゃんの、クリスマスのためのドレス。
それとコーディネイトしたきらきらの髪飾りとか。
パーティーにお出かけ用の金銀のキャリーバッグとか。

「わー、なんだこれ」って、Mが笑っている。
オペラピンクと黒のレースのフリルのワンピース。
「あ、似合うかも…真鈴に」って、わたし。
いえ、まさか、買ったりはしませんよ。
真鈴は自前の毛皮のコート着てるもん。

デコレーションケーキの予約受け付け中。
ワンちゃん用の、です。
写真を見ると、生クリームに苺? ブルーベリー?
ほんとに果物なのかな。
人間用と見分けがつかないようなレトルトのスープや
「パン屋さんが焼いたパン」ていうのも売っていました。
ワンちゃんも家族の一員として愛されている、なら幸せだけど。
なんだか、飼い主側ばかり一方的にエスカレートして、
おままごとか人形遊びになってるようにも見えます。

町外れの、街路灯も人家もまばらになる道路沿いに、
いきなり派手な電飾が出現しました。
お店でもなんでもない、ごくふつうの2階建ての住宅です。
闇に鮮やかなブルーの電球、光るサンタ、光るスノーマン。
楽しいクリスマス、というより…やや不気味。
車で通るとき、うっかりそっちに気をとられると
カーブに突っ込みそうになる。
怖い。

昼間よく見たら、地上のスノーマンは逃げないように、
(じゃなく、盗まれないように、か)
鎖みたいなものでガードレールにしばってありました。
怖いよう。

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