水面を破壊せよ、上へ昇って

勢いよく水面を破壊する気概で、海面に湧く言葉たちであれ。

リップサービスの真夜中

2017年07月05日 01時24分13秒 | 詩編
世界は満たされない故に 満ちている、数多の間違いで 街中で躓く奇跡を、見過ごさないで ラッキーな涼風が、コンクリートを滑るから 僕らは見える、駆け出した透明な生命の高鳴りが… 夏に開け放たれたコークの警句を、問い直して 明ける夜の鈍臭さを呪って、サイダーに恋する季節を越えて 僕ら、繋がるんだ、明日と昨日のアスファルトを蹴って 夢は、甦る! 忽然と取り合う、誰かの手と手の質感を . . . 本文を読む