水面を破壊せよ、上へ昇って

勢いよく水面を破壊する気概で、海面に湧く言葉たちであれ。

今ただただ音鳴る方へ

2019年01月24日 12時26分36秒 | オマージュ集
難しく考えない ただただシンプルに考える その道筋 殖える未知数 どこまで行っても 君は記念碑 僕の人生の道程に高くそびえる 君の言うことに耳を傾けると 耳が痛いし 熱くもある 僕の脳味噌に刺激をくれる ときに苦い毒のように ときに甘い蜜のように 寂しくなったら歌うよ 君の歌を ふたりで合わせた日々のリズムを 深く 熱く 何より甘く . . . 本文を読む

雪意識

2019年01月24日 12時18分01秒 | 詩編
溶け合う意識のその向こう 落ちてゆく夕陽がある 寂しく手を振る君の名残りを 僕は帰り道ひとり噛み締める ふたり手と手を触れ合わせれば まるで枯れ葉の自然発火のように 摩擦熱で熱くハートが燃える 萌えた好意の向かう先で 咲き誇る麗しい華がある 愛は今確かにこの手の中に この口の中に この管弦窟の中に 真っ白な想像が 薄汚れてしまわないように 溶けた意識を互いに混じり合わせながら 永遠の喜びを . . . 本文を読む

まっすぐに

2019年01月24日 11時59分10秒 | 詩編
まっすぐに憧れて まっすぐに君の許へ 君が雪の最中で笑うから 僕もまっすぐ君へ向かえる 理解とか熱心に求めるなら 見ないとは最も愚かな行為 ラビット跳んでは 目をつむって あり得ぬ思いを振り払う 降り積もる雪に紛れて 溶け出すうさぎの意識 もし願いが叶うなら 最も永遠に近い誓いを望むだろう それはありふれた祈りのかけら 悩みがてら吐き捨てた不満をかき消し 大地を丸ごとくるみこむ愛の姿 . . . 本文を読む