水面を破壊せよ、上へ昇って

勢いよく水面を破壊する気概で、海面に湧く言葉たちであれ。

ロンリーナイツ

2017年06月07日 03時15分29秒 | 詩編

白紙の雑踏を
蹴って、明日へ駆けた

渋谷の荒野を
裸足で、ゆけば
何かが明らかになる気がした

make some money を繰り返して
私は、いつの間にかこの街の部品として存在していた

盲目の労働者でいることが
賢明なことだ、と誰に教えられたわけでもないのに思い込んでいた

つぎはぎだらけの意識を
弄んで、信号無視を繰り返した

次はきちんとこの道を横切って
君のもとへ何か温かい言葉を届けることができるだろうか?

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