水面を破壊せよ、上へ昇って

勢いよく水面を破壊する気概で、海面に湧く言葉たちであれ。

その顔すら見えなくて

2017年03月25日 23時03分34秒 | エッセイ
カオスはカオスのためにある、とか言ってみたら、何か面白い神の啓示でも与えられるだろうか?長い間、自分という無意識の大海に潜り続けていたらその底無しに恐ろしくなった。だって、そうだろ。自分という存在には、認識できる限りがない。有限の生命でありながら…。人生という旅を重ねて、罪をも重ねたぼくらに、夢を語る資格はあるのか、甚だ疑問だ!要は、われわれに残された時間ってのは、罪滅ぼしのための時間ではないだろうか?
でもね、そういう罪を、あるいは恥を抱くことも大切だけど、この一大エンターテイメントである人生を楽しまない術はない。
カオスは、人生の面白みのひとつである。
一見、秩序を失ったかのような人生という物語は、実はきれいな物語であることをもうちょっと信じてみてもいいのではないだろうか?

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