水面を破壊せよ、上へ昇って

勢いよく水面を破壊する気概で、海面に湧く言葉たちであれ。

とある苦い人生

2015年02月26日 01時33分59秒 | 詩編
 「目的」のない旅は辛い
 「目標」のないトレーニングも辛い
 「想定」のない日常も生き辛い
 
 あるのは「不確かさ」
 僕ら二文にも値しない「陳腐な不安」を手に
 知りもしない「明日」のことで思い悩む
 そんな「不安定」な存在
 ありふれた懊悩に左右される弱々しい存在

 それでいいのか?
 唖々、悲しき流浪者たちよ
 「安息」を求めよ
 日々の怠惰に溺れるのはもう止そう
 予想できない明日へ侵入するのは
 勇気が必要なことだろう
 「雪」が降るやも知れぬ
 「孤独」に追いやられるかも知れぬ
 
 されど怯むな
 昼に起きては
 挑戦する愛しき愚者たちよ
 太陽の光を背に受けて
 立ち向かえ、一度切りのチャンスを掴むために

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