細密な記憶を辿った
今宵の僕は
ただ溶けるほどの
甘い蜜を
貪る
怠惰な羊
風を受けて
戦慄く僕らは
きっと
春にも咲かないサクラみたいに
不条理を叫ぶ獣
楽な人生など
なかったと
でも
これはこれで
満足のいくものだったと
いつか
言えるもんだろうか?
夜が明けるとき
僕は何気なく欠伸をし
手を伸ばし
僕を包み込む大気に
天地創造の端緒を観る
今宵の僕は
ただ溶けるほどの
甘い蜜を
貪る
怠惰な羊
風を受けて
戦慄く僕らは
きっと
春にも咲かないサクラみたいに
不条理を叫ぶ獣
楽な人生など
なかったと
でも
これはこれで
満足のいくものだったと
いつか
言えるもんだろうか?
夜が明けるとき
僕は何気なく欠伸をし
手を伸ばし
僕を包み込む大気に
天地創造の端緒を観る
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