心がまどろっこしいのも
紛れもなく
唯、春の仕業
踊りまくって
疲れ果てた夜更けなんかに
ささやかに贈られるような
白む欲望の亡骸なんてのを
抱きしめたままに
午後まで眠ってしまったんだ
それを
微笑みながら
大切そうに抱き止める君の
跳ねた癖っ毛へ向かって
明るい空の中を緩々と
月が沈んで行く過程を
僕は、今日も穏やかに眺めて居る
紛れもなく
唯、春の仕業
踊りまくって
疲れ果てた夜更けなんかに
ささやかに贈られるような
白む欲望の亡骸なんてのを
抱きしめたままに
午後まで眠ってしまったんだ
それを
微笑みながら
大切そうに抱き止める君の
跳ねた癖っ毛へ向かって
明るい空の中を緩々と
月が沈んで行く過程を
僕は、今日も穏やかに眺めて居る
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