水面を破壊せよ、上へ昇って

勢いよく水面を破壊する気概で、海面に湧く言葉たちであれ。

悲しくも、広がる荒野の向こう

2017年06月06日 03時34分19秒 | 今日、書いた詩
僕ら
意味もなく
駆け出した
まだ駆け出しの
心一つで

少しも拭えなかった
ダイヤの汗は
少しだけ
母なる海の匂いを
纏って居るようだった

真っ赤に照るお日様の
欠伸が聞こえたら
遠く観音様の独白も
聞こえてきそうなんだ、
白く霞む砂漠の果てから。

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