水面を破壊せよ、上へ昇って

勢いよく水面を破壊する気概で、海面に湧く言葉たちであれ。

僕の夢の開始

2016年06月13日 23時35分34秒 | 詩編
 君が瞼を閉じるとき
 風が吹いて僕を奪い
 春が突然絶滅し、
 雪が目の裏側に降り始める

 いつまで、そんなことを繰り返す?
 どこで、そんな罪深い所業を覚えた?
 ひっくり返る、午前2時の妄想も
 青い空の向こうへ、飛び去っていった!

 信じ込んでいた
 新宿駅の地下の呪怨も
 夢のなかで
 溢れては天国へ連れて行かれる
 僕の心情をすくい取るように
 君の熱い掌は午後3時に燃えたぎって
 路上に落ちる!

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