孤独がアスファルトの上を歩く
そして日々が流れている側溝に目をやる
蛙たちの不気味な鳴声と
混ざり合うかのような交差点の喧騒へ
雨は滴っている
夜の壁が
いくつも林立している
あなたはきっとその陰で
密やかに呼吸をしているのだろう
僕には分かる
その熱が
GPS搭載中の
僕のHeartは
今にも誤作動を起こしそうに
ブルブルと高鳴る
あなたが呼んでいるからだろうか
ビルの茂みのなかから、こっそりと
暗闇へ吸い込まれてしまいそうな
儚いネオンたちに誘われて
僕は歩く
真実のコンクリートの上を
嗚!東京。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます