水面を破壊せよ、上へ昇って

勢いよく水面を破壊する気概で、海面に湧く言葉たちであれ。

自由Ⅰ

2014年11月27日 02時13分08秒 | 詩編

 人間というものに
 僅かに与えられた
 自由を
 僕は
 見つめることができない

 息苦しくなってしまうから
 その正体を突き止めようとすると
 赤信号が点るから

 僕らは
 この閉じられた世界で
 鳴く小鳥
 日々の抵抗を
 神様はご覧になって
 どう思し召されているのだろうか?
 自由の価値を
 ほんとうに分かるのは、いくつになったらだろうか?

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