水面を破壊せよ、上へ昇って

勢いよく水面を破壊する気概で、海面に湧く言葉たちであれ。

<爽やかな青い欲望の火ー7部作>夢みる宵闇の暗幕の下で

2016年11月19日 01時21分33秒 | 詩編
時を追い越して
さる時代の咆哮を
思い浮かべて
この身体を
浮かべる
三途の川

ゆっくり
その水面を漂うままに
昼寝を続ける能天気な僕は
いわゆる真っ白な昼に
埋もれているすずろな魂

そのまま暗黒へと滑り込んでいきながら
夢現つの物語を駆け抜ける一陣の風のように
夜の静寂を探索して巡廻するように
この行方も知らぬ暗夜行路を進もうとするのは
我が純朴にして透明な意志なり

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