水面を破壊せよ、上へ昇って

勢いよく水面を破壊する気概で、海面に湧く言葉たちであれ。

あれは夢なんだろう、いじけたままで放り投げた未来などというのは

2017年02月04日 05時13分10秒 | 詩編
国道沿いの桜が夢のように散ってゆく

淡い未来の陽光が海へ当たって
散り散りに飛んでゆく(或いは潜る)

僕らは、知らない
君の未来も 僕の未来も

ただあるのは、昔の夢だけ

未来に投げ捨てられるはずだった悲しい種子

光は道標となる、幼いその意志にとっての

車を飛ばし、窓を開ければ、その夢がまた目に挨拶してくる「お変わりないですか?」と、
白々しいとは分かっていても
無視はできないその愛情とやらは…

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