水面を破壊せよ、上へ昇って

勢いよく水面を破壊する気概で、海面に湧く言葉たちであれ。

僕が騙ること、ただそれだけの放言

2017年01月19日 01時56分25秒 | 詩編
語ることを
ひとまず
騙ることに
置き換える

そこでは
今まで
試されてきた
数多の思想が
ゴミ山の様に
打ち棄てられていて

僕は
振り返ることを辞めたくせに
まだそのゴミの臭気に囲まれて
「自由」の残酷さに怯えている
ああ!与えられたものは、唯絶望の他に無し
ああ!だが喜びは刹那の空蝉の永遠に鳴くが如し
ああ!そして悲しみの音色も夜の枕元で揺れる夢の如し

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