水面を破壊せよ、上へ昇って

勢いよく水面を破壊する気概で、海面に湧く言葉たちであれ。

水曜の朝

2017年04月20日 14時47分59秒 | 詩編
水曜日の 朝は こんなにも 目覚めが 清々しい 目の 覚めるような 朝だ もう眠りの淵になんか 逃げなくてもいいような そんな朝だ 朝だ、魔王が 起きてくる! ラッキーボーイは エレベーターに そう言って 軽快なステップで 飛び乗る 夢の国から 命からがら 逃亡しろ! 朝だ、魔王が 起きてくるから . . . 本文を読む

人類皆是妄想族

2017年04月20日 13時52分00秒 | 詩編
人類皆もう、そうである 不毛な論争好きである それぞれに「わが闘争」とか 言っちゃう始末である 妄想ばかりが好きなので 日夜それに没頭するのである 走れ、奔れ!煩悩と共に 夢見心地な高速道路(ハイウェイ)を… ハイでウェイな輩だから 妄想しながら 今日も暴走するのである . . . 本文を読む

青く疼く様は

2017年04月20日 13時37分38秒 | 詩編
空が 頭上で 倒立する様に 青く 疼いている 押し黙りながら今日も青く疼くそれを見上げて 頭空っぽにして笑う僕らの無邪気な思想は 理解の壁を飛び越えて その空の果てしなさに 空恐ろしくなる時代を超えて ラッカラカンと軽く飛び回って遊ぶ カラカラと鳴る百円に 大口開けてスタンバイ…するような 喉もカラッカラになるサマーは もうそこまで、遣ってきているのでね! . . . 本文を読む

生命の流れる地球を眺めて

2017年04月19日 14時59分43秒 | 詩編
僕は そんなに 言うほど キャッチー じゃない ついでに 言えば 一人 ボッチ でもない だけど 向かうべき 方向は ソッチ じゃない、とか 言うのは至極愚かかしら 人生って、一か八かの賭けだよね……? 列島覆い隠して息する僕の画策なんて 幸運が降る夜は 傘も差さないで 舗道上に 命懸けで 堕ちて 生きたいから! . . . 本文を読む

有りながら無いと云うのでせふ、君は

2017年04月19日 14時39分00秒 | 詩編
有ることは 無いことを 想起させるから 有りの侭でも 美しいのでせふ 無いことは 有ることを 希うから 黙って居ても 美しいのでせふ 有ることと 無いことが 混ざり合って 僕らの人生は 成り立って居るのですから 有ることと 無いことの 不思議を謡うように 今日も君は 東奔西走する 異質なモノへの理解とか 鬱陶しいことを 撥ね退けるように 有無を言わさぬ 君も居る訳だし… . . . 本文を読む

ヨーッ、ポン

2017年04月15日 03時59分29秒 | 詩編
ほらほら 鍵(key)がせせら笑っている! 僕のベッドの上で… 夢が語らいの火に成り代わって、 寝室を照らすよ! 仲良く 仲良く! 狂いの声を上げようよ… 今宵こそ 大いなる狂いの声を咲かそうヨ! 高らかに 高らかに! 朗らかに(爆発) 朗々と ハツラツと 怪訝に笑う君の横顔 見つからなかった思いさえ 明日の茶色の宇宙に、想いおもいの花を咲かすよ サーカスは いまも興行中だから . . . 本文を読む

若さの秘訣

2017年04月14日 00時37分58秒 | 一日一句
若くある秘訣は 苦悩しないで苦悶する時間に浸り続けること または 必要な快楽を努力して徹底的に享受すること と思ってきたのだが 殊ここにいたって われわれが 自らの意識を更新し続けることや 敢えて一所に留まらない精神が われわれをそうさせるのでは と思うに至った次第であるが… そうなってくると何を隠そう前述のことも案外外れておらず、矛盾を抱き止めながら歩くということが、若さの秘訣なのかなと思 . . . 本文を読む

ここにないと、言うならば

2017年04月12日 03時14分45秒 | ぽつり一言
一体どこに幸せはあるの? ここにないと、言うならば だって、人生なんて、さ 幸せをどこに見出すかってゲームでしょ? きっと、それぞれの人に 違った幸せのかたちが与えられてる 僕は、僕の方法で 彼は、彼の方法で 幸福のさまざまなかたちが ジグソーパズルのように ピースが揃い それぞれのあるべきところに 収まるのを待ち望んでいる . . . 本文を読む

ぽつりとカイ(貝・解)が

2017年04月12日 02時57分38秒 | ぽつり一言
なんでだろ? 僕の幸せの定義は 「僕以外のあらゆる人の幸福のために、僕が生きているということ」 というふうに思えたときに、 無性に身体を揺さぶるものがあった。 それと同時に 何故だか心が軽くなるような気がした . . . 本文を読む

消えゆく夢幻

2017年04月12日 02時19分20秒 | 詩編
たったひとりの記憶の中で 枯れた眩惑は、世界を照らして今朽ちる照明となった その名は、地球 夢にもがいたあなたの笑顔も 真っ白な画用紙の上できらめいているよ! 今も過去の香りを漂わせながら… . . . 本文を読む