四季咲きと返り咲きのバラ、どう区分していくか微妙な所です。
個人的には花殻摘みをしなくても、水と肥料が足りていれば脇芽が伸び花が咲くものを四季咲き性有りと考えています。返り咲き品種は花殻摘をし少し手伝ってあげることで咲いてくれるバラ。これで良いのかな???
↑ガートルドジェキルのローズヒップ
早咲き品種でつい花殻摘みのタイミングを逃してしまう代表。アーチやオベリスクに仕立て大きくなっているとなおさらです。返り咲き品種。
でも・・・
花が終わってすぐに花殻摘みをしていくと・・・↑2番花の蕾が着き始めました。新潟ではマメに花殻を摘むと4回咲きます。
ポイントは
1.花が全て終わる前に、終わり次第花殻を摘む事
→花が咲いている時期は吸水量が多いので脇芽の出るスピードがより早くなります。空気が乾燥している場合は葉水をかける、液肥や活力剤の葉面散布もお勧めです。
2.花後にローズヒップを付けたままにしない事
→ひとつも残さず摘み取った方が脇芽の出が早いような気がします。
3.涼しい時間帯にたっぷり水を与える事
→暑い時間帯に鉢の中に水が留まっているようだと根ぐされで枯れるまでは行かなくても根が傷みます。根の量=株のサイズなので根が傷まないような水やりと、追肥を心掛けると秋も咲いてくれます。
でもでも・・・・
長く仕立てると水やりが間に合わず、そして花殻の摘み残しもあるので結局返り咲き?アーチのバラは夏に咲いてもそれほど綺麗ではないですし花殻摘みも大変なので春秋2回咲けば良いと思うことにしています。
他にERではアシュラップシャイアラド、ジェフハミルトン、ジェームズギャルウェイ、テスオブザダーバーヴィルズ、スピリットオブフリーダム、セントスィザン、キャスリンモーリー、ザジェネラスガーデナー、ザピルグリム・・・・・・。どの品種も大きく仕立てると1番花は葉が隠れるくらい沢山の花を付けてくれる品種です。更に少し工夫すると、花が少なめでも2番花、秋の花と楽しめるかもしれません。