プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★団塊の世代を襲う悲劇

2006-03-05 17:27:46 | 日記・エッセイ・コラム

「夫在宅ストレス症候群」の予備軍が80万人はいるとか。亭主元気で留守が良いと、笑っていたご主人。これがいよいよ現実味を帯びてきましたよ。来年以降、団塊の世代と言われる年代が大量に退職適齢期に突入すると、世の男性には怖い現実が待ちうけているのだ。

 退職した夫が味わう悲劇の代表的なのものが「夫在宅ストレス症候群」と「熟年離婚」。皮肉でなく、長い年月にわたる夫と妻、それぞれの生活基盤の違いから起こる必然的な現象だ。特に、ご主人が会社人間で奥様が専業主婦の場合、そのリスクは大きくなる。

退職してゆっくり自宅で寛ぎたいと考えているご主人がいたら、今日から早速、退職後の自分のライフサイクルを検討した方がよろしかろう。サラリーマン時代の価値観を一切捨てることが出来れば、解決する。が、それを引きづっていると確実に悲劇は起こると心得ておくべきだ。

 何せ、ご主人が会社で身を粉にして働き、居酒屋でコミを図っている間に、奥方はフィットネス・ジムや文化センター等々で体力と教養を磨き、いつでも自立出来る準備に余念が無いのだ。退職後、亭主面して威張ろうものなら、年金の2分の1を要求して優雅な生活に直行出来るように法律が変更になったことをお忘れなく。