昨日15日、宮崎県知事が議会デビューした模様を地元テレビは、CM無しで完全生中継。60席ある議場の傍聴席に溢れて、別室のテレビ画面で所信表明演説に聴き入った人たちから「感動した」とのコメントが多く聞かれたとか。
タレント知事誕生でマスコミは連日、面白おかしく話題づくりをして来たが、この間の経済効果だけでも測り知れない。それ以上に、県民はもとより各政党や全国自治体からも注目を浴びたことは、今後の行政面で緊張感を持ち続けるためのパワーにもなる。
マスコミには、選挙戦当時の演説より迫力を欠いたとの批判や、陰のマニフェストを作ったと称する人物が登場したりと、注目される人物にはつき物の風評が飛び交い出した。副知事の人事にまで口を出す中央キー局の低レベルの見識に辟易する。
東国原知事には、「変えにゃぁいかん!」と、県民に向かって約束した政策をひとつ一つ着実に結実させて行くことで、他自治体の首長が安穏としていられない模範となって欲しいと願っている。権力とは無縁な首長を応援するため、今年の12月9日に開催される「国際青島太平洋マラソン大会」に夫婦揃って参加したいと思う。