5月23日に開催された第46回越前大野名水マラソン大会直前の20日、妻が帯状疱疹に罹った。寝返りが打てず、右半身の自由が利かない状態なので、私も参加を取りやめた。
昨年は、新型インフルエンザで大会が中止になっており、2年連続病気に祟られ、いささか気落ちした。とりわけ、今年は、越前大野城築城430年祭りを楽しみにしていただけになおさらだ。 大野市は、随所に清水が湧き、碁盤目状に整備された町並みは城下町の風情をとどめている。400年以上続く七間朝市で、大野弁丸出しで新鮮野菜を売るおばちゃん達の屈託のない笑顔も忘れられない。
6月6日の「千歳マラソン」への助走と位置付けていただけに残念だが、妻の回復を願いつつ、「寄る年並み」と「老々介護」という現実をしみじみ噛みしめている。