何度も同じ映像を見せつけられ、息苦しく感じた始めた今朝、民放のCMが流れた。日頃、CMをカットして欲しいと思っているのに、今朝は妙に新鮮に映った。
我が家の欲しい情報は、マスメディアに期待出来ないと分かっていても、ひょっとしてとの期待が働き、TV・ラジオをつけっ放しにしている。ところが、民放のキャスターやレポーターは、「もう少し勉強せぇ!」と叫びたくなる程、当事者の感情を度外視した発言を乱発する。
例えば、上空からの映像を見せて、「孤立した人達に食料を一刻も早く届けるべきだ」と言うのは、た易い。映像で確認出来ても、陸路が遮断されていて行けないもどかしさは、現地で、文字通り、命がけで救援活動に従事している人達が一番感じている筈だ。
離れていても支援出来ることが何かを視聴者に示し、誘導するのがマスコミの使命だ。
我が家でもあと一人だけ安否を確認したい人がいるが、依然として連絡がつかない。ただただ無事からんことを祈っている。