プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★日豪文化の違い:物価

2018-05-13 09:08:22 | 日記・エッセイ・コラム
 パースでは、時給18AUSドル、日本の最低賃金が1,000円に届かないことを考えると、「日本の最低賃金の約二倍!なんと高いことか」と驚かされる。

 日本の若者が、ワーホリでオーストラリアへ出稼ぎに行く気持ちが分からなくもないが、そう良いこと尽くめではない。彼らの食生活は、高くつく日本食を避け、ファーストフードに偏っている。

 特に、地下資源が豊富な西オーストラリア州は、インフレが進行し、不動産バブルで、住宅は高騰しているし、電気代や水道代も高い。

 娘が、金沢のマーケットで、バナナの安さに驚いているが、輸入品に頼る日本と、国産優先で輸入禁止のオーストラリアの違いの代表例だ。また、日本国内では、キウイはNZL産のゼスプリがほとんどだが、AUSでは、隣国なのにNZL産は見かけない。

 ワーホリで留学する若者には、出稼ぎ根性ではなく、国の方針が明確な国と曖昧な国との差を感じ取ってもらいたい。 
★パース・シドニー紀行⑥物価
 パスポート・コントロールが終われば、いよいよ、楽しい旅が始まる。 オーストラリアは、インフレ進行中であることは承知していたが、ブリスベン空港内を歩き回ってみて、物価の高さを実......