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時悠人chosan流処世術

★乳歯のおまじない

2018-05-23 09:24:31 | 日記・エッセイ・コラム
 昨日、孫が学校から帰るなり、小さな紙袋を見せてくれた。昼食時に、ぐらぐらしていた乳歯が抜けたので、先生が紙にくるんで、持たせてくれたものだ。

 父親は、私に「NZLでは、昔から、抜けた乳歯を枕下に置いて寝ると、歯の妖精(トゥース・フェアリー)が集めに来て、代わりにコインを置いていく」という言い伝えを教えてくれた。

 妖精は、きれいな乳歯だけ持って行くので、歯磨きを躾ける時に教え込むそうだ。

 日本で一般的にみられる「上の乳歯を床下へ、下の乳歯を屋根上へ投げる」風習は、生えてくる永久歯を正しい方向へと願うおまじない。

 ほかの国でも色々な風習があるようだが、いずれも、子供の健康を願う親の気持ちを体現している。

 今朝、孫が、妖精が置いて行ったコイン(100円玉)を見せ、「ボクのお金。アイスを買う」と言った。
孫に物を贈り、お年玉を与えたことがないジジババにとって、自分で自由にできるお金を初めて手にし、喜ぶ顔が微笑ましかった。