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プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★老害(番外編):差別と区別

2021-02-06 09:29:18 | 日記・エッセイ・コラム
 東京オリ・パラ大会組織委員会の森会長の不適切発言は、撤回・謝罪で終わったかと思ったが、ボランティアを辞退する申し出が相次いでいるようだ。

 今後の展開が懸念されるが、大会が目前に迫っており、トップ交代による混乱と、事態収拾を任せる余人が見当たらず、森会長を擁護する動きも出始めた。

 ついては、政府が、組織委員会の会長人選の際、キャノンやトヨタの名誉会長に就任を打診して固辞され、スポーツに造詣が深く、東京五輪招致委員会の評議会議長を務め、IOC委員や財界とも幅広い人脈がある森氏で一本化した経緯がある。

 森会長が選ばれた時、「私の仕事の一つは、企業からの協賛金集め」とコメントしたように、綺麗ごとで出来ない、駆け引きや荒業が求められた。

 会長の発言は論外だが、最大の目標は、オリンピック開催。「あの差別発言は、個人の偏見で、日本で開催出来て良かった」と、国際社会から評価されるようになれば嬉しい。