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時悠人chosan流処世術

★誹謗・中傷の元凶

2021-02-17 08:25:23 | 日記・エッセイ・コラム
 社会問題化しているコロナ差別の実態は、想像以上に深刻で、感染者はもとより、家族・知人を含め接触者全体に波及している。

 医療関係従事者やその家族が、それ以上に苦しめられている報道に接すると、心無い誹謗・中傷の主を厳罰に処すべきだと怒りが湧いてくる。

 一方では、東京オリパラ大会の森会長の不適切発言で、それまで沈黙していた評論家や活動家が、一斉に批判し始めたために、問題の焦点がぼやけて来た。

 看板をすげかえれば世界に新生日本の姿をアピール出来ると、まじめに考えているなら、実に浅はかだ。

 日本人の心の根底に潜む、農耕民族特有の「群れの閉鎖性と掟」や「妬み・やっかみ」の魔性を根絶しない限り、誹謗・中傷問題は、永遠に解決しない。

 山積する難問を着実に解決し、ここまで漕ぎ着けた森元会長の積年の努力に感謝したい。