プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★口は禍のもと

2021-02-08 09:32:20 | 日記・エッセイ・コラム
 自分が発した言葉の重大さに気付かないのは不幸だが、当の本人は、無頓着な場合が多い。

 その人の価値観は、長い経験を積んで築かれるので、身に沁みついているからに他ならない。

 私自身、ジェンダーの定義や用法よりも、性差別の方が分かりやすい。それは、幼少時代には、「男の子らしくしなさい」と躾けられ、成人後も「男のくせに」となじられた経験が根底にある。

 さて、社会的地位が高い人たちの発言が注目を集めるのは、社会的な影響の大きさにあり、それを心得ておけば、きわどい話題に触れないのが処世術だ。

 社会には、逆差別に該当するケースが氾濫しているが、男性が劣勢で、「差別と区別は別」と一蹴される風潮があるのも事実だ。

 たとえ、政治家の評価が「結果主義」だとしても、晩節を汚すことが無いようにしたいものだ。