プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★安住の地

2016-08-14 07:48:34 | 日記・エッセイ・コラム
 住み慣れた土地を離れるのは、かなりの勇気が必要になる。脱出したくても、色んな条件が障害となって、出来ないもの事実。

 私も、58歳で退職した時、娘が住むクライストチャーチへの移住を考えたが、病いに倒れ、断念した。

 娘夫婦は、2009年のリーマン・ショックで職を失い、オーストラリアへの移住を余儀なくされた。ところが、翌年、クライストチャーチは地震に見舞われ、被災を免れた。

 運不運は、紙一重で、何が起きるか予測できないのが人生。「住めば都」とは、一種の諦観かもしれないが、所与の条件下で、精一杯、明るく楽しい生活を送る工夫をすれば、楽園になる。


 
★残暑の悪夢③~海外移住~
 「日本の税金が高い」ことを理由に、富裕層の海外移住増加をくい止めようと、政府は、今年7月から「出国税」を新設した。 しかし、数十億、数百億レベルの超富裕層は、「相続や贈与、キ......

★窮すれば通ず?

2016-08-13 08:56:38 | 日記・エッセイ・コラム
 財政収支を無視してまでも、経済成長を優先する安倍総理。消費増税を2年半先送りしながら、「2020年度の財政健全化目標を維持する」と楽観的だ。貧乏性の私には、何とも羨ましい性格だ。

 これから行く先が、天国か地獄かと訊かれたら、地獄だと答えない。辿り着くまで、楽しい夢を見ることが出来れば、それも一つの生き方。

 「はたらけどはたらけど猶 わが暮らし楽にならざり じっと手を見る」は、啄木だが、「つらきことばかりが きわだついとなみも 知恵の出しよで 楽しくもなる」は、chosan流の処世術。

 今朝、ジョギング中、路肩に「この道をまっすぐ、先へ!」の立て看板が目に入った。見飽きた顔を嫌って、横道に入った。

★残暑の悪夢②税金
 消費税10%を7カ月後に控え、日本の税金は高いのかを調べてみた。 財務省の「国民負担率(対国民所得比)の内訳」(2012年度)で、日米英独仏瑞を参照。内訳は、社会保障負担率・......

★お盆のご馳走を前に

2016-08-12 08:01:55 | 日記・エッセイ・コラム
 お盆に里帰りした子供や孫たちに地元の食材で馳走したいと思うのが親心というもの。ところが、マーケットには、国産品よりも輸入品が大きな顔をして並んでいる。

 ましてや、地元の食材になると、少なくて高い。輸送コストを考えると、外国産・国内他県産の方が、なぜ安いのか素朴な疑問が付きまとう。

 飽食の国になって、エンゲル係数が死語と化していたが、近年、上昇傾向にある。エンゲル係数は、家計支出に占める食料品の割合いなので、外食産業の普及で、食生活のスタイルが変化したことも一因だ。

 しかし、安倍政権が進める「円安」政策では、輸入に依存する食料品や原材料が高くなる一方で、低所得者層が増えるので、更に、悪化するのは自明の理。一般市民の生活は好転しないと懸念している。

★残暑の悪夢①~食料自給率~
 2014年の日本の食糧自給率について、農水省が、「5年連続で39%」と発表した。 主要先進国の比較(農水省「諸外国・地域の食糧自給率の推移」(2011年度)では、第1位カナダ......

★国民の祝日の意義

2016-08-11 09:33:31 | 日記・エッセイ・コラム
 今日8月11日は、「山の日」。オリンピックと高校野球に重なったうえに、お盆の帰省ラッシュが始まったので、国民の祝日の影は薄い。

 7月の「海の日」も然りで、「7月と8月には、祝日が無かったので新設した」なる珍説が市民権を得たのでは、お父さん方の家族サービス・デーが増えたに過ぎない事になりかねない。

 ついては、「国民の祝日」が、多い(世界3位で16日)だけに、コマーシャリズムの匂いがプンプンする祝日の乱発に違和感を感じる。

 何もそう目くじら立てるほどの事ではないが、「国民の祝日に関する法律」第1条には、「(前略)よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために、ここに国民こぞって祝い、感謝し(後略)」とある。

 
★戦後70年の悪夢
 世論調査で、「広島と長崎」が被爆した日を正確に答えた人が30%に満たなかった。沖縄の「慰霊の日」と「終戦の日」を加えると、正答率はもっと低くなる。 今日、長崎被爆の平和宣言に......
 
 家族が揃う良い機会なので、せめて、祖父母や親から子供・孫に、祝日の目的や意義について、教えて欲しいと願っている。

★男子体操ニッポン金メダルに興奮

2016-08-09 09:00:21 | スポーツ
 「立秋」を過ぎて、一段と暑さを増し、連日の熱帯夜に寝苦しく、早くに目が醒めたので、テレビのスイッチを入れたら、リオ五輪の体操男子団体で、日本チームが鉄棒と床を残して2位につけていた。

 私は、滅多に生中継を見ることが無いのだが、内村の蒼白な顔が映し出されたので、引きこまれるように画面にくぎ付けになった。

 長年にわたり、世界トップの座を維持して来た内村にとって、唯一の心残りが団体金メダル。表彰台でこぼれるような笑顔を見た時、不思議な感動がこみ上げて来て、目頭が熱くなった。

 次回更新は、11日の予定。

 
★2015立秋

 北海道でも、猛暑日を記録するなど、日本列島は、連日の猛暑が続いており、「8月8日は、立秋」と聞いても、むなしく響く。 今夏、47都道府県中、猛暑日を記録していない県は、亜熱帯......