プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★高齢者の言い分

2017-09-18 09:35:37 | 日記・エッセイ・コラム
 今日は、「敬老の日」。私の頭では、15日なので、あまりピンとこないが、ニュースで扱われると、考えこんでしまう。

 総務省のまとめによると、65歳以上の高齢者が、昨年の同時期より57万人増え、3,514万人となり、総人口に占める割合が27.7%になった。また、働く高齢者の数も、13年連続で増えている。

 平成23年以降、総人口が減少局面に入った中で、高齢者人口が増え続けているので、今後、さらにこの比率が高くなる計算だ。

 政府は、予算編成時期になると、決まって、「高齢化に伴い、社会保障費が増える」なる枕詞を使うが、嫌いな言葉の一つだ。

 多くの高齢者は、「応分の負担」に従順で、消費税が上がれば、苦しい中で、愚痴を言いつつ、やりくり算段している。

 しかし、それは、収める税金の使途が明確で、無駄を排除することが大前提だ。やるべき仕事をせず、消費税の再々延期すら模索する為政者には、口にしてもらいたくない。
★政策の論理矛盾
 安倍総理は、消費税の増税について、2014年11月に衆院解散・選挙で、国民の信を問うた形で、2015年10月に10%になる予定を2017年4月に延期した。その際、「再延期しな......

★解散風

2017-09-17 09:40:49 | 日記・エッセイ・コラム
 予想通りというべきか、「解散風」が吹き始めた。安倍総理は、早ければ、9月28日から始まる臨時国会の冒頭に、衆議院を解散するとの憶測も流れる。

 野党の臨時国会召集要求を拒み続けて、はや3ヶ月。この間に、内閣支持率が回復基調に入り、野党の足並みが乱れている現状は、政局的には、まさに「今でしょ!」なのか?

 翻って、大儀なき解散と言われた前回の選挙(2014年12月)では、2015年4月に予定されていた「消費税の引き上げ延期」を争点とする狡猾さで、選挙前に勝負は決した。

 選挙に圧勝し、アベノミクスが信を得たとして、2016年11月、消費税アップを2019年10月まで、再延期する法律を成立させた。

 その後、続出した不祥事の沈静化のために、8月に「仕事人内閣」を立ち上げたが、北朝鮮問題が緊迫する情勢下で、仕事をしないまま、政治空白を作るなら、「国民の信を問う」とは、いったい、何を指すのだろう。
★内閣支持率アップの怪
 NHKが行った9月の世論調査で、安倍内閣の支持率は、57%で、前月より4%アップし、依然として高い支持率を維持している。 政府に期待する6つの政策課題の中で、「社会保障」+「......

★野沢温泉紀行⑤(完)宿題

2017-09-16 08:16:41 | 日記・エッセイ・コラム
 飯山駅の観光案内所に、「第5回北信州ハーフマラソン」のパンフレットが置いてあったので、持ち帰った。

 来年、もう一度、戻ってきたかったので、好都合と思ったが、マラソンは、9月第4日曜日の開催。お祭りはダメだが、温泉に加え、乗りそびれたジップ・スカイライドに未練がある。

 今年、野沢温泉スキー場にオープンしたジップ・スカイライドは、ワイヤーの全長652m、標高差122m、最高速度は約70kmまで出るもので、乗ろうとしたら、完全予約制で断念した。

 さて、マラソン大会の方は、ハーフと10㎞に3kmの3種目構成だが、会場は別々。ハーフの部のスタートは、野沢温泉なので、好都合だが、飯山駅まで、標高差250mを二段階で下るワン・ウェイで、足への負荷が厳しく、私にはハードルが高すぎる。

 一方、10㎞の部は、飯山市内で開催されるフラットなコースだが、駅周辺に宿泊施設が無い。温泉とマラソンにジップ・スカイライドまで欲張ると、来年までの楽しい宿題になりそうだ。


★野沢温泉紀行④露店の今昔

2017-09-15 08:24:04 | 日記・エッセイ・コラム
 祭礼の行列が通る「大湯通り」の両側に、所狭しと並んだ露店の多さに驚いたが、売っている商品の種類の多さにも感心した。

 私の子供の頃、縁日の主役は、お面やビニール製の刀、水ヨーヨー、イチゴ水、水あめ、今川焼やたこ焼きなどだったが、今では、電飾ソーダ水、宝石すくい、チョコバナナ、クレープ等々に、子供の人気が集まっていた。

 金魚すくいや、射的、綿菓子、焼きそば、お好み焼きなど、郷愁をそそる店もあったが、時代の流れは、取り扱う商品にも及び、ケバブや韓国風焼肉等の外国グルメの店も登場した。

 外国人観光客が、ゼスチャーと片言会話で、大阪焼きやイカ焼きを買い求める姿も、祭りにとけ込み、違和感がなかった。都会では、どんどん姿を消していく露店が、ここでは、輝きを放っており、童心に戻り、無駄買いをしたが、楽しかった。

★野沢温泉紀行③湯沢神社例祭

2017-09-14 08:49:48 | スポーツ
 毎年、9月8~9日の二日間にわたり、盛大に開催される湯沢神社の秋の例祭は、県内外から大勢の見物客が押し寄せ、野沢温泉郷は、大変な賑わいをみせる。

 8日の夜祭は、午後7時半からの花火の競演で幕を開け、燈籠行列が、午前零時頃まで続く。翌9日は、9時30分~17時30分まで、子供神輿や宝船が街中を練り歩き、祭り一色に彩られる。

 行列は、神の降臨の先導として、白装束に赤い羽織を着た猿田彦が、かぶとと赤い面をつけ、刀でしめ切りをして、道を切り拓いたあと、獅子舞が、土地の精霊を踏み鎮め、悪魔を追い払う。

 猿田彦の舞は、天狗舞とも言われる神聖な儀式。右手に真剣、左手に松明を持った猿田彦が、火をつけた松明を振り回して舞い踊るさまは、勇壮で鬼気迫るものがあり、道祖神信仰が盛んだった村の底力を見せつけられる思いがした。

 獅子舞のあとに、三十六歌仙の舞や神輿等のお練りが湯澤神社へ向かうのだが、通りの両側には、数多くの露店が所狭しと並び、祭りの熱気が最高潮に達する。

 私が、妻と娘より、ひと足先に、眠りについた午後10時過ぎには、行列の半分も終わっていなかった。